東芝、3,990円のLED電球

~コスト削減で20%安価に
E-CORE 一般電球形 6.4W

 東芝ライテックは、従来価格より約23~24%安くなったLED電球「E-CORE 一般電球形 6.4W」「E-CORE 一般電球形 4.6W」の全4機種を3月5日より発売する。製品のラインナップは以下の表の通り。

 一般家庭で使用されるE26口金に接続するLED電球。より低価格を実現するために構造部品などを見直し、従来モデルより1,260円安い3,990円~4,200円という価格を設定している。なお、一部の量販店では、すでに両製品とも3,000円を切った価格で予約を受け付けており、実売価格は3,000円以下になりそうだ。

 工程の削減を図るために、組み立ての必要がないLEDモジュールを採用したほか、部品形状も量産性の高いモデルに変更した。価格を抑えたことで、白熱電球との価格差をランニングコストで償却する期間も従来の約4年から約3年に短縮されたとする。

 明るさは「一般電球形6.4W」の昼白色相当が520lmで一般電球40W形相当、電球色相当が330lmで一般電球30W形相当だが、電球単体で使用した場合の直下照度は昼白色相当で一般電球100W形相当、電球色相当では60W形相当の明るさを備えているという。

 「一般電球形4.6W」は、昼白色相当が350lmで一般電球30W形相当、電球色相当が240lmで一般電球20W形相当だが、電球単体で使用した場合の直下照度は一般電球60W形相当になるという。「一般電球形4.6W」は密閉型器具にも対応する。

 本体サイズは、一般白熱電球に近い60×70mm(外径×高さ)を採用している。





(阿部 夏子)

2010年2月18日 17:06