エポック社、水でくっつく“アクアビーズ”

 おもちゃ関連製品の見本市「東京おもちゃショー 2009」が7月16日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は19日までの4日間。前半2日間は商談見本市で入場が制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日間が9時半から18時まで、一般公開される18日は9時から17時まで、19日は9時から16時まで。



水でくっつく“アクアビーズ”

アクアビーズで作ったビーズ小物

 細かい穴に糸やワイヤーを通して作るビーズ細工の小物はかわいいが、実際に作るとなると、とても細かい作業の連続だ。目に負担が掛かるばかりでなく、長時間の作業で肩や首も痛くなってしまう。エポック社の「アクアビーズ」は、水でくっつくというビーズ。

 ビーズの位置が崩れないように専用のシートにビーズを並べ、霧吹きで上から水を掛けてしばらくするとビーズ同士が固まる。3mmサイズのビーズセットでは、ストラップやアクセサリーを作れるチェーンなどが付属し、自分でオリジナルのビーズ小物を作ることができる。会場では、製品を使って作った作品が多数展示されている。パフェやショートケーキなどスイーツを象ったものや、ストラップやアクセリーなどが並び、女性の注目を集めていていた。

専用シートにビーズを並べる。本体にはビーズの色や数が指示されている専用のシートなどが付属するビーズは球形で掴みにくいので専用のペンで移動させる会場ではスイーツをモチーフにした作品や、ビーズで作ったストラップやアクセサリーなどが多数展示されていた

 会場では年末発売予定のデラックスセットを展示。ツボ型のビーズ収納スペースや、作った作品を展示するスペースを設けるなど、制作意欲がわくような工夫が多数搭載された製品となっていた。希望小売価格は未定。

年末頃に発売予定の「アクアビーズファイン デラックス」デラックスセットではビーズの収納にツボ型のケースを採用作った作品を飾るスペースも用意されている

トイレの時に気になる「音」を消してくれる“エコオトメ”

トイレ用擬音発生装置 エコオトメ。キーホルダー感覚で持ち歩けるコンパクトなサイズだ

 トイレの時に気になる“音”を水流の音でさりげなく消してくれるのが「トイレ用擬音発生装置 エコオトメ」だ。これまでも据え付けタイプの製品はあったが、設置していない場所も多く、余計に水を流して音を消す人も多かった。

 エコオトメは、本体をキーホルダーサイズにすることでどこにでも持ち歩けるようにした。本体のボタンを押すと、約25秒間流水音が流れるので余分な水を流す必要がない。本体のデザインは、よく見るキーホルダーやストラップと変わらないため持ち歩くことに違和感を感じないのもポイントだ。

 気になるのは、関係ない場所でとっさに音が鳴ってしまわないか、ということだが、エコオトメではボタンを2秒以上しっかり長押ししないと音が鳴らないという仕組みを採用している。職場や良く行く場所のトイレに擬音装置がなくて気になるという人には試してみる価値のある製品だ。発売日は8月29日で、希望小売価格は300円。

カラーラインナップはピンク、ブルー、ホワイトの3色会場では、参考製品として本体装飾用のシールがついた「デコオトメ」を展示。発売時期は未定。希望小売価格は500円




(阿部 夏子)

2009年7月17日 00:00