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一定の湿度を保つ「しつどセレクト運転」搭載の「クリアフォースZ」

クリアフォースZ MCZ70R-W

 ダイキン工業は、除加湿ストリーマ空気清浄機「クリアフォースZ MCZ70R-W」を10月2日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は140,000円前後(税抜)。

 同社の空気清浄機の最上位モデル。従来の室温に合わせて自動で除加湿を切り替える「おまかせ運転」に加え、「しつどセレクト運転」を新たに搭載した。好みの湿度を一定に保ちたいというユーザーの声に対応した。

 しつどセレクト運転では、「高め」(60%±5%)、「標準」(50%±5%)、「低め」(40%±5%)の3段階から好みの湿度を設定できる。設定された湿度を目指して除湿運転と加湿運転を自動で切り換える。

目標湿度が「標準」(50%±5%)の場合、湿度が56%以上になると除湿空清運転し、44%以下になると加湿空清運転する

 また、本体の前面に「おまかせ」ボタンが配置された。これにより、従来機種のようにフタを開けずに、ワンタッチでおまかせ運転を開始できる。クリアフォース使用者の約8割がおまかせ運転を利用しているというニーズに対応した。

操作部のおまかせボタンを押すだけで、おまかせ運転が始まる

 そのほか、吸引したホコリや花粉を帯電させてフィルターに吸着させる「電気集塵方式」や、湿った空気を吸引し、熱交換機を通して除湿する「ヒートポンプ式」、加湿トレーの水や加湿フィルターをを光速ストリーマで除菌する「水除菌・加湿フィルター除菌」などの機能を従来機種より継承する。

 本体サイズは415×340×690mm(幅×奥行き×高さ)。適用床面積は空気清浄時と加湿+空気清浄時が31畳、除湿+空気清浄時は19畳。運転音は18dB~54dB。加湿方式は気化式。加湿能力は630mL/時。

中野 信二