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ユビキタス、購入してすぐ家庭の電力が“見える化”できるHEMSセット

Navi-Ene HEMSの使用イメージ

 株式会社ユビキタスは、購入してすぐに家庭の電力が“見える化”できる「Navi-Ene HEMS(ナビエーネ ヘムズ) パック」を発売した。パック1~3の3タイプが用意され、価格はすべて105,000円。パック3のみ、7月の販売を予定している。

 Navi-Eneは、無線LANを使って電力の見える化をサポートする製品シリーズ。今回発売されるパックには、エアコンや冷蔵庫など、壁コンセントを利用する家電製品の電力消費量が測定できる「Navi-Ene Plug(ナビエネプラグ)」、分電盤の消費電力を測定する「Navi-Ene Master(ナビエネマスター)」、ナビエネプラグとナビエネマスターとの接続性をあらかじめ検証した専用ルーター「WZR-450HP-UB」(バッファロー製)がセットになっている。

 パックは3つのタイプごとに構成が異なる。パック1は、100V用のナビエネプラグ「UC131」が2台、ナビエネマスターが1台セット化されている。パック2では、100V用のナビエネプラグ、200V用のナビエネプラグ「UC132」、ナビエネマスターが各1台ずつ付属する。パック3では、100V用ナビエネプラグが1台、ナビエネマスターが2台セットとなった、太陽光発電を導するユーザー向けとなる。

 ルーターは、HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)を実現するための通信規格「ECHONET Lite」に準拠しており、全タイプに1台付属する。設置・設定工事は不要となる。各パーツの個別販売も行なわれる。

3パックの内容の違い

 測定結果は、Navi-Eneのクラウドにアップロードされ、パソコンやタブレット、スマートフォンから専用サイトにアクセスすることで、グラフや表などで確認できる。

 なお、Navi-Ene HEMSパックは、HEMS導入事業に関する補助金対象製品となる。申請はユーザー自身が行なう。

正藤 慶一