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ソーラーフロンティアら、関西国際空港にメガソーラー発電所を建設
(2013/4/24 13:58)
ソーラーフロンティアと日本政策投資銀行による共同投資会社「SFソーラーパワー」は、関西国際空港内にメガソーラー発電所「KIXメガソーラー」を建設すると発表した。今年半ばに着工し、2014年初めの稼働を予定している。
KIXメガソーラーが建設されるのは、同空港の滑走路における、南側誘導路の拡張予定地沿いの土地(約96,700平方m)、および貨物上屋など(約23,000平方m)。パネルには、空港機能を損なわないよう、光の防眩特性を持つソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池を採用。合計72,000枚を設置する。
出力は11,600kW(約11MW)で、アジアの空港としては最大級の規模になるという。年間発電量は合計12,000,000kWh(1千2百万kWh)の想定で、一般住宅の年間電力使用量の約4,100世帯分に匹敵し、年間約4,000tのCO2削減につながるという。
各社の役割分担は、ソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池モジュールの提供、及びメガソーラーの維持管理を担い、関西国際空港が土地や建物を提供、日本政策投資銀行がプロジェクトの資金調達を支援する。3社は今回のプロジェクトをモデルケースとして、再生エネルギーの普及を進めていくとしている。