象印、水量目盛りがついた「土鍋風なべ」採用のグリル鍋

~焼き肉やすき焼き用の鍋も付属
「あじまる EP-PU30」

 象印マホービンは、水量目盛りがついた「土鍋風なべ」を採用したグリル鍋「あじまる EP-PU30」を9月1日より発売する。希望高価格は18,900円。

 鍋物や雑炊などをするのに便利な「土鍋風なべ」、肉と一緒に野菜も焼ける「平面スペースつき溝つき焼肉プレート」、餃子やリゾットなどのメニューも楽しめる「すき焼きなべ」の3種類のアタッチメントが付属するグリル鍋。新モデルでは、土鍋風なべの内側に水量目盛りをつけた点が特徴。

 同社によると、鍋料理を作る際に濃縮タイプの鍋つゆを使う人が多く、これまでは薄めるための計量が必要だったという。土鍋風なべでは、水量目盛りをつけたことで、この問題を解決。2Lの水位まで0.5L刻みで4つの目盛りがつけられている。満水容量は3.7L。グリル鍋に水量目盛りをつけたのは、業界初だという。

 土鍋風なべは直火にも対応。ガスコンロに直接かけて素早い下ごしらえができるという。取っ手には熱くなりにくい「樹脂取っ手」を採用する。

本体には3つのアタッチメントが付属する土鍋風なべの内側には水量目盛りをつけた

 すき焼き鍋は、すき焼きだけでなくお好み焼きやぎょうざなどのメニューも楽しめるように、深さを4cmと深めにした。

 平面スペースつき溝つき焼肉プレートは、溝付きプレートで肉の余分な脂を落とし、平面プレートで野菜を焼く。溝付きプレートで落ちた脂は平面プレートに移らない構造になっているため、野菜に肉の脂がつきにくいという。

 使い勝手の面では、すき焼き鍋と焼き肉プレート加熱中に、ふちに触れにくい「本体ガード」を採用するほか、付属のフタは裏返して置くときに安定しやすいように、フタの天面を平らとした。

 土鍋風なべ使用時の本体サイズは385×350×195mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5.5kg。消費電力は1,300W。温度調節範囲は80℃(保温)~230℃。電源コードの長さは1.9m。本体カラーはダークブラウン。

土鍋風なべのみが付属する「EP-PC10」

 下位機種として、土鍋風なべのみが付属する「EP-PC10」を同時発売する。希望小売価格は13,650円。






(阿部 夏子)

2012年8月28日 15:52