日立、ベネッセと共同開発した学習用LEDデスクライト

「調光式学びライトLED HGS-1」

　日立リビングサプライは、ベネッセと共同開発した学習用LEDデスクライト「調光式学びライトLED HGS-1」を8月1日に発売する。希望小売価格は31,500円。ベネッセと日立が商品企画を行ない、日立リビングサプライが製造した製品で、ベネッセの通販サイトでのみ販売する。

　学習内容に応じて6段階の光を選べるLEDデスクライト。6段階の光とは、光の色合いを示す色温度と、明るさを示す照度の組み合わせによる。

　光は、1から6まで6段階のボタンで選ぶ。ボタン1と2は、短時間集中して勉強することに適した「青色モード」で、明るさが2段階用意される。ボタン3は、カラフルな絵を見たり、図鑑を読むことなどに適した「白色モード」。ボタン4は、工作や図工などの創作活動に適している「アイボリーモード」。ボタン5と6は、「オレンジ色モード」で、30分間以上継続して勉強するときに向いているとしている。明るさは300lxから最大1,100lx。

　なお、ボタン1と2の「青色モード」では、30分のタイマー機能を搭載。子供が30分間、集中して勉強することを促し、長時間机に向かうことが苦手な子供でも、学習の習慣がつくことを目指したという。

色温度と照度の値の組み合わせによって、6段階の光を選ぶことができる

左が青色モードで、右がオレンジ色モード

　使用したLEDは、全部で3種類、計58個。机を広く照らすことをめざしたという。

　使い勝手の面では、子供が成長に応じて使いやすいよう、ボタンは弱い力でも押しやすくし、光源部分には防熱対策としてカバーを施した。

　デザイン面では、ベネッセが販売している学習机「学びデスク」に合う、シンプルなデザインで、学習の邪魔にならないようにしたという。

　本体サイズは最大547×473mm（幅×高さ）。本体重量は約1.2kg。本体にはACアダプターが付属する。