東北電力、東新潟火力港1号機が運転再開

 東北電力は、新潟県北蒲原郡の東新潟発電所港1号機が営業運転を再開したと発表した。

 港1号機は1972年11月に運転を開始した出力35万kWの発電機で、燃料はLNGと重油を使用する。2010年4月より運転を休止していたが、2011年3月22日より6月上旬の運転再開を目指して点検整備を行なっていた。5月21日に発電試運転を行ない、予定より早い5月31日から営業運転を再開した。

 東北電力では、東日本大震災の影響で太平洋岸の発電所を中心に多くの発電所が停止している。この夏の電力需給は逼迫すると見られており、既存設備の運転再開や臨時電源の設置などが行なわれている。






(伊達 浩二)

2011年6月1日 00:00