エディオン、1年間で家電4製品を使用するモニターの参加者を募集

エディオングループのエイデン店内に掲示されている、モニター募集のポスター

 エディオンは、1年間で家電4製品を一般ユーザーに使用してもらい、実感などの意見を募る「エディオンお客様モニター制度」を導入すると発表、モニターの参加者を30日から募集する。応募締め切りは7月12日。募集人数は、広島/大阪/名古屋地区でそれぞれ12名ずつ。

 モニター内容は、話題の新製品や省エネ商品など、同社が指定する家電を1年間で4商品使用し、その家電の使用感や操作性に関するアンケートに、期日までに答えるというもの。モニター期間は2009年8月1日から2010年7月31日までの1年間で、1商品当たりのモニター期間は3カ月間。期間中は参加者全員が同じ商品を使用する。モニター後も製品の返却の必要はないが、アンケートの提示がない場合は返却を求めることもあるという。モニター商品については現在のところ未定。

 またモニター商品の使用後には、モニター参加者が一同に集まり、使用感や操作性についての意見を話す「モニター交流座談会」に参加する必要がある。座談会は年4回開催される。このほか、モニター当選後に行なわれる「モニター認定式」にも参加義務がある。座談会、認定式のための交通費は支給される。

 応募はインターネットまたは封書にて受け付ける。住所や性別、既婚または未婚といった個人情報のほか、400字以内の志望動機や自己PRを提出する。書類選考の結果、当選者には7月下旬にメールまたははがきで通知が送られる。その後、モニターに参加する意志を確認したうえで、モニターがスタートする。

 同社ではモニター制度を導入する理由について、「より良い商品をより良くお使いいただくために広く一般のお客様からお伺いしたい」としている。

 エディオンは、西日本を中心に家電量販店を展開する持株会社。広島地区ではデオデオ、大阪地区ではミドリ電化、名古屋地区ではエイデンを展開している。



(正藤 慶一)

2009年5月28日 18:21