東芝、「保温ダブルヒーター」でごはんをおいしく保温するIH式炊飯器
IH剛熱厚釜 RC-10RH |
東芝ホームアプライアンスは、2つのヒーターでごはんをおいしく保温する炊飯器「IH剛熱厚釜 RC-10RH」と「RC-18RH」を、6月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、5合炊きのRC-10RHが20,000円前後、1升炊きのRC-18RHが23,000円前後。
従来機種「RC-10PH/18PH」に引き続き、内釜の内部にダイヤモンドの微粒子をコーティングした炊飯器。これにより炊飯中にきめ細かい対流が発生し、加熱のムラを抑えながら米の一粒一粒にしっかりと熱を伝えることで、ごはんをふっくらと炊きあげられるという。また内蓋には、遠赤効果で米に熱をしっかりと伝えるための「遠赤ブラックコート」を採用している。
本製品では新たに、保温中に温度が低くなりやすい内釜上部を加熱する「胴ヒーター」を、本体内部に搭載した。従来機種から搭載されている蓋ヒーターと併用することで、温度ムラやつゆ付きを抑えて、ごはんをおいしく保温できるという。同社はこの2つのヒーターを「保温ダブルヒーター」と呼んでいる。
また、同じく保温機能として、保温中の内釜内部の温度をセンサーで検知する「内蓋温度センサー」も追加している。
このほか、年中ごはんがおいしく炊けるよう、水温の変化に応じて米の浸し時間を最適に制御する「年中ぴったり浸し」や、予約炊飯などで米を長時間浸した場合に、浸し時間に応じて火力を調節、煮崩れを抑える「ふっくら予約炊き」も備えている。
RC-10RHの本体サイズは267×345×200mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.6kg。消費電力は1,100W。年間消費電力量は94.2kWh。炊飯コースは、白米、炊き込み、無洗米、発芽玄米、早炊き、おかゆ。調理コースは、パン(発酵/焼き)、豆腐、温泉卵。本体カラーはシルバー。
RC-10RF |
なお、いずれの機種も2008年度の省エネ基準達成率は100%となっている。
2009年5月19日 14:53