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停電しても自動で点くLED電球 声で操作も

声だけであかりを操作できる防災電球

ビザイアは、「LivAiA(リバイア)」ブランドから、「停電しても使える防災LED電球」シリーズ2製品を、9月9日から順次MakuakeとCAMPFIREにて先行販売する。「音声操作防災電球 BB-01A」と「リモコン操作防災LED電球 FF-01A(2個入り)」の2種類をラインナップし、価格は順に4,980円、3,980円。10月以降はオンラインショップや各店舗での販売を予定する。

普段は省エネ効果の高いLED照明として使用しながら、落雷や災害などによる停電時に、自動で停電状態を感知し、内蔵バッテリーを使って非常灯として活用できる2way仕様の防災LED電球。電球のバッテリーは通常利用時に自動で充電され、停電が発生すると自動で感知し、パッと点灯する。

大容量の内蔵バッテリーにより、非常灯として連続9~12時間点灯が可能。また電球をソケットから取り外して簡易的な懐中電灯や、付属の吊り下げフックに取り付けてランタンとしても利用できる。

落雷や災害などによる停電時に非常灯として活用できる

日常ではLED電球として使用しながら、停電などの非常時には非常灯や救難信号を発する防災グッズとして活躍することが評価され、「一般社団法人フェーズフリー協会」からフェーズフリー認証を取得したほか、「一般社団法人防災安全協会」の防災製品等推奨品としても登録済みという。

声だけであかりを操作できる防災電球

音声操作防災電球 BB-01A

「音声操作防災電球 BB-01A」は、AI音声認知モジュールおよび停電を感知して自動で点灯するICを搭載。ネット環境不要で、オフラインで音声による電球の操作ができる。停電時の連続点灯可能時間は12時間。輝度や使用方法を調整すれば、最長24時間点灯させることもできる。

あかりのオン/オフのほか、3色調色(昼光色/昼白色/電球色)・5段調光などの明るさや色の変更、タイマー設定などの操作が可能。電球を取り外した状態でもすべての操作を音声で行なうことができる。両手が塞がっている買い物帰りや、子供の抱っこ時、料理で手が離せないといったシーンでも、声だけ操作ができるため活躍するとしている。

12時間連続で点灯できる

また家屋の倒壊、火災の発生、転倒などによる怪我、急病の発症などの災害発生時や緊急時に、音声操作電球に向かって「助けて!」と呼びかけると、電球が「SOSフラッシュ点滅信号」と「助けて」コールを発信する機能を搭載。最大で72時間、5分間隔で電球が「助けて!」と連呼しながら光を点滅させてSOS信号を発信し続け、救助が必要な状況であることを周りに知らせてくれる。

さらに萌えモードを搭載。萌えモードを選択した場合、「ただいま」や「電気をつけて」と電球に話しかけると、「OK、りょうか~い!」といった萌え言葉で電球が応答してくれるという。

本体サイズは66×135mm(直径×高さ)、重量は136g。口金はE26。消費電力は8W。通常時/停電時の明るさは780/380lm。

リモコン操作タイプの防災電球

リモコン操作防災LED電球 FF-01A

「リモコン操作防災LED電球 FF-01A」は、停電を自動感知して点灯するのはもちろんのこと、3色の調色や9段階の調光、常夜灯、タイマー設定など複数の機能を搭載。調色・調光はリモコンだけでなく、壁スイッチの切り替えでも操作できる。停電時の連続点灯可能時間は9時間。

また「消灯時高速充電」を搭載しており、5~6時間でフル充電が可能。通常の充電のおよそ1/3の時間で充電できるという。

5~6時間でフル充電が可能

なお別売のLivAiA音声操作マルチリモコン「楽リモ(2024年12月リリース予定)」にも対応予定。

本体サイズは60×118mm(直径×高さ)、重量は105g。口金はE26。消費電力は6W。通常時/停電時の明るさは620/320lm。SOS機能は非搭載。