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2つのボウルで調理、レコルトのフードプロセッサーで作る餃子は意外に手軽かも
2022年11月15日 11:05
「レコルト」ブランドからインテリアになじむ家電を販売しているウィナーズは、10月に「フードプロセッサー コンボ」を発売した。容量1,000mlの2つのボウルが付属し、パンなどの生地こね機能も搭載した。
キッチン用品と並べて置けるデザインが特徴だが、製品の使い勝手はどうだろうか。11月に同社のショールームで製品を体験してきたので、機能を紹介する。
4人分の食材の準備もできる大容量フードプロセッサー
「フードプロセッサー コンボ」は、容量1,000mlのステンレスボウルとプラスチック製ボウルが付属する。同社の人気商品「カプセルカッター ボンヌ」は容量500mlと2人分ほどの調理向けのサイズなのに対し、コンボでは4人分の食材の準備が可能だ。
【訂正】記事初出時、「カプセルカッター ボンヌ」の製品名を誤っておりました、お詫びして訂正いたします。(11月16日)
2種のボウルは調理の目的に合わせて使い分けられる。ニオイが付きやすいニンニクなどの食材や冷たい状態でかき混ぜたい生クリームはステンレスボウルの使用がおすすめという。通常、生クリームを泡立てる際には氷水で冷やしながらかき混ぜるが、冷やすことなくボウルに冷たい生クリームを直接投入して10秒ほどで泡立てられた。また、さらに1分ほどかき混ぜればバターを作れる。
生地こね機能と2つのボウルを活用して餃子づくり
また、ボンヌにはない機能として、生地こねも可能だ。コンボは回転速度を調節できないが、カッターや泡立て用パーツとは異なる太さの軸をこね用パーツに採用したことで生地づくりに適した低速回転に対応した。
2つのボウルとこね機能を活用できるのが、プラスチック製ボウルでこね、ステンレスボウルで食品を刻んで作る料理だ。例えば、餃子はステンレスボウルでニオイの気になるタネを作り、プラスチック製ボウルで皮を生地から作れる。実際に作る様子をみたところ、タネはひき肉ではなくこま切れの状態から他の食材とともにフードプロセッサーに10秒ほどかけて完成。生地は休みを挟みながら3分ほどこねてできていた。他にも、カレーとナン、ハンバーガー(パンとハンバーグ)などを作れる。
収納する際は、2つのボウルは重ねることができる。カッターなどのアタッチメントはボウル内に入るが、3種のアタッチメントをすべて収納するとカッターが上を向き危険なため別に収納することを勧めている。
いろいろな料理にチャレンジしたい人に
同社が販売しているこれまでのコンパクトなフードプロセッサーやキッチン家電は、「料理をやってみたい」といった料理をあまりしてこなかった層を意識したものだった。しかし、新製品のフードプロセッサー コンボは容量が大きく、カプセルカッター ボンヌに比べて多機能となり「様々な料理にチャレンジしたい」人にもぜひ手にとってほしい製品とのこと。
餃子など、皮を一から作るのは一見面倒そうに思えるが、生地を混ぜる時間は3分ほど。生地を伸ばす手間はあるものの、手で混ぜて生地を作るよりは手も汚れず、時間もかからない。コロナ禍での巣ごもりがなかなか終わらない今、ひと手間を加えた調理をしたいときに使ってみたい。