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ハイアール、日本での販売開始から20年。今後は中・大型家電にも注力

日本販売20周年を記念してイベントを開催

ハイアールジャパンセールスは、日本での販売開始から20周年を迎えた。従来は単身者向け家電を中心に販売していたが、今年からはファミリー向け家電にも注力していく。

1月20日に都内で20周年記念発表会を報道陣向けに開催。ハイアールは日本で2002年以降、冷蔵庫や洗濯機、クリーナーなどを販売。累計販売台数は2,300万台に及ぶ。ビデオメッセージで登壇した杜 鏡国社長は、「当社における強みの一つは世界の販売台数シェアナンバー1を生かした、優れたコストパフォーマンス。部品の共通化や生産の効率化をはかり、高い品質を維持したままコストダウンを実現している」と強みを見せた。

杜 鏡国社長

20周年を迎え、3年後の2025年には1.5倍の売り上げを狙う。これまでは単身者向けの家電を中心に販売していたが、直近2年ほどで2人家庭などがターゲットのミドルサイズの家電も拡充してきた。2022年以降は、新生活を始める単身者向け家電のほか、400Lサイズの冷蔵庫などファミリー層に向けた中・大型製品も販売していく。

会場で展示した2月発売のセカンド冷凍庫「JF-NUF226A」「JF-NUF280B」もその一つ。コロナ禍で自宅で食事をする人が増えている中でのセカンド冷凍庫需要に応え、容量226L、280Lと大きめの容量の冷凍庫を販売する。

製品ラインナップの拡充で3年後に売り上げ1.5倍を狙う
406Lのフレンチドア冷蔵庫や容量200L以上の冷凍庫など、中・大型家電も販売していく

イベントには、一日限定の「広報部 新米広報担当」に就任した山之内すずさんのほか杉浦太陽さん、辻希美さんが登壇。山之内すずさんの家事の悩みを杉浦さん・辻さん夫妻が解決。「料理のレパートリーを増やしたい」という山之内さんの悩みに対し、ハイアールは無水かきまぜ調理鍋「Hot Deli」を紹介。「一台で複数のことができるから、一人暮らしでキッチンにスペースがないのでいろいろな製品をそろえなくていい」と気になっている様子だった。

山之内さんが一日限定の広報部 新米広報担当に就任。乾 修明副社長が名刺を贈呈