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カシオ、ブランド初のクワッドセンサーとスマホ連携を搭載したアウトドアウオッチ
2019年7月31日 16:32
カシオ計算機は、本格アウトドアウオッチ“PRO TREK(プロトレック)”より、同ブランド初のクワッドセンサーとスマートフォンリンク機能を搭載した「PRT-B50」を、9月6日に発売する。価格は30,000円。専用パッケージと替えバンドが付属する「PRT-B50FE-3JR」も用意。価格は35,000円(いずれも税抜)。
登山やトレッキング、釣りなど、アウトドア利用に適した時計。方位、気圧/高度、温度計測、歩数計測ができる「クワッドセンサー」に加え、スマートフォンリンク機能を搭載し、アウトドアシーンでより使いやすく進化したという。
スマホとの連携は、Bluetooth通信で行なう。専用アプリケーション「PRO TREK Connected」により、昇降要素を加味した消費カロリーを算出して記録するほか、スマホのGPSをもとにした時刻修正、トレッキングログの作成などができる。このほか、事前にアプリに記録させた場所までの方向や距離を表示する「ロケーションインジケーター」も搭載。
時計本体のユーザビリティ向上のため、時計に表示するモードのON/OFFや順番をアプリから設定できるようになった。ユーザーの使い方に合わせて、タイマーやアラームなど頻繁に使用する機能のみを選んで表示したり、表示の順番を変更したりするなど、自由にカスタマイズ可能。
視認性を確保するため、大型の回転ベゼルを組み合わせたワイド文字板に、アラビアンインデックスを採用。幅広いアウトドアシーンに対応できるよう、3Dテクスチャーを前面に施したウレタンバンドを用いている。バンドを固定するパーツである遊環を滑りにくくするなど、使い勝手を考慮したデザインにしたという。
本体カラーは、「PRT-B50」がブラック、ブルー、オレンジ。「PRT-B50FE-3JR」がカーキ。
歩数表示範囲は0~999,999歩。温度計測範囲は-10~60℃。気圧計測範囲は260~1,100hPa。方位計測は16方位・方位の角度(0~359度)。ワールドタイムは世界38都市(38タイムゾーン、サマータイム自動設定機能付き)。
本体サイズは、57.5×50.8×15.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約64g。Bluetoothの通信距離は2m。本体は-10℃の耐低温仕様で、10気圧防水を備える。電源はCR2025で、電池寿命は約2年。