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耳まで美味しい具だくさんの"萌え断"ホットサンドが作れる、ビタントニオ「gooood」

 mhエンタープライズは、デザイン家電のVitantonio(ビタントニオ)ブランドから、具だくさんの厚焼きサンドが作れる「厚焼きホットサンドベーカー gooood(グード) VHS-10」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,380円(税抜)。

厚焼きホットサンドベーカー gooood「VHS-10-TM」トマト
同「VHS-10-EG」エッグ

 具だくさんの厚焼きサンドが作れるホットサンドメーカー。深さ16mmの深型プレート2枚で、両側からしっかり挟み込んだ厚焼きのホットサンドを調理できる点が特長。プレート中央に仕切りがないため、食パン全体にたっぷりの具を乗せた"萌え断(萌えるほどきれいな断面)"なホットサンドを手軽に調理できる。ハムやレタスといったサンドイッチの王道具材だけでなく、テリヤキチキン、ハンバーグ、コロッケといった、ボリュームのある具材を使ったホットサンドが可能。

 外周には、焼き目を付けるための"溝"がないために、一般的な6枚切りの食パンであれば耳を切り取らずに入れられるうえ、耳を潰さずに焼き上げるため固くならず、小さな子供にも食べやすいとしている。パニーニ風の焼き目が付くプレートは、調理途中でパンを90度回転させれば、格子柄の焼き目も付けられる。

 従来品同様に、キッチンに出しておけるかわいさ、収納場所を選ばないコンパクトさ、外して洗えるプレート、予熱完了を知らせるランプなどの機能性を継承。

 同社によれば、今後のプレート展開については検討中だそうだが、従来品では別売りのプレート12種類が展開されたことなどを挙げ、開発の意欲を示していた。

本体を開いたところ。プレートの深さは16mm
プレートは、ボタンを押して引っ張ると簡単に外せる
プレート裏の熱源部

フレンチトーストもプリンのような食感に

 試食会を兼ねた製品発表会では、料理家のtotto(黄川田 としえ)さんが、製品を使って「ジャガイモ入り卵焼きサンド」「ズッキーニとボロニアソーセージのイングリッシュマフィンサンド」「バゲットのフレンチトースト」の3品を調理した。

 「ジャガイモ入り卵焼きサンド」は、6枚切りの食パンで、マリネしたルッコラとパプリカ、スライスチーズ、あらかじめ作っておいたジャガイモ入りの卵焼きを挟んで焼き上げたもの。焼く前はびっくりするほどの厚さだったが、焼き上げると馴染んで食べやすい。表面はカリッとしながら、中はしっとり。それでいて、パンの耳はもそもそと固い感じはせず、程よい食感だ。

 「ズッキーニとボロニアソーセージのイングリッシュマフィンサンド」は、厚さを半分に切ったイングリッシュマフィンへ、薄い輪切りにしたズッキーニを螺旋状に並べ、厚切りのボロニアソーセージ、バジル、チェダーチーズ、マフィンもう1枚を乗せて焼き上げる。tottoさんによれば、ズッキーニはキュウリよりも水分が少ないため、ホットサンドに適した野菜なのだそう。実食してみると、加熱したズッキーニにはシャキシャキ感も残り、かといって水っぽくもなく、食感のアクセントになっていた。

 「バゲットのフレンチトースト」は、バニラエッセンスを加えた卵液に浸した厚切りのバゲットを焼いたもの。思ったよりも潰れることなくふっくらとした仕上がりだ。フライパンで焼くのと比べてひっくり返す手間がないほか、密閉状態で焼き上げるので水分が飛ばず、プリンのような食感が残るのだという。

料理家のtottoさん
調理前の「ジャガイモ入り卵焼きサンド」はかなりの厚さ
「gooood」で挟んでいく
"萌え断"な「ジャガイモ入り卵焼きサンド」が出来上がった
「ズッキーニとボロニアソーセージのイングリッシュマフィンサンド」は、ズッキーニの食感がアクセント
しっとりしたプリンのような食感の「バゲットのフレンチトースト」

 本体サイズは、126×244×102mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.4kg。消費電力は800W。カラーは、トマトとエッグの2色展開。プレートの筋にピッタリはまるスクーパーが付属する。

付属のスクーパーは、プレートの筋にピッタリ
製品の底面