【インテリアライフスタイル展2009】
Design House Stockholm、コードが支柱のデスクスタンドなど
■Design House Stockholm、ヨーロッパ発祥のデザイン照明
スウェーデンのブランド、Design House Stockholm(デザインハウスストックホルム)のブースでは、日本ではちょっと見かけない一風変わったデザインの照明器具が多数展示されていた。いずれも日本未発売の製品で、発売時期、発売予定価格は未定。
「CORD LAMP」は、ランプそのものよりコードが目立つスタンドランプ。スタンド部分がコードのような形状になっていて、まるでコードそのものが自立しているかのように見える。
コード部分が支柱となっているようなデザインが面白い「CORD LAMP」 | コードがとぐろを巻いているように見えるが、実際はしっかりとした鉄柱で固定されている |
壁を有効活用していたのが「MANANA」というフロアランプ。本体は自立せず、壁に寄りかからせて使用する。持ち運びを想定して、足の部分は二股に分かれている。壁と一体化するようなデザインで、部屋を広く見せるといった効果も期待できそうだ。
壁を使って本体を固定する「MANANA」という製品。支柱は二股に分かれているため、人が寄りかかっているようにも見える | シェード部分は下向きになっているため、間接照明としても取り入れやすい |
■METAPHYS、収納時も美しい踏み台
METAPHYS(メタフィス)では、断面形状にこだわった踏み台「lucano 94010」を出品。2段の踏み台で、側面の形状を従来の四角から三角にしたのが特徴。支柱を従来より上部に設置、更にネジが表面に出ない構造を採用したことで、側面をすっきりとさせた。また使用時と収納時の足のバランスを考慮し、収納時本体が自立するような構造にした。
安全面ではステップの表面に凹凸を設け、滑りにくくしている。製品は現在開発途中であるとし、発売予定、価格などは未定。
「lucano 94010」。側面の形状にこだわったというデザイン。収納時に自立するという点も特徴的だ | ステップは2段で、滑りにくいように表面には凹凸が設けられている |
(本誌:阿部 夏子)
2009年6月4日 00:00
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