やじうまミニレビュー
ジップロックを手の支えなしで使える便利グッズ
by 藤原 大蔵(2013/12/17 07:00)
ジップロックに代表されるジッパー付きの保存袋は、密閉度が高く、食材の保存に大変重宝する。だが、使う時には袋を手で支える必要があるので、手がふさがるため、鍋から料理を移し替えるような作業にはちょっと厄介だ。
そこで紹介したいキッチングッズがある。あおぞらの「Food Bag Keeper」だ。保存袋を支える事から開放してくれる便利グッズだ。保存袋を2本のアームにセットすれば、ペラペラの保存袋が支え無しで自立し、口を開けていてくれるので、両手が自由に使えるようになる。
メーカー | あおぞら |
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製品名 | Food Bag Keeper |
希望小売価格 | 630円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 630円 |
Food Bag Keeperは、円形の土台に折りたたみできる2本のアームがついている。アームの先は保存袋を挟み込むクリップになっており、土台のフチは滑りにくいエラストマーがはめ込まれている。アームを収納時の大きさは、約90×220×29mm(幅×高さ×厚み)で、重さはわずか50g。場所を取らない。
使い方はとても簡単だ。2本のアームを起こして長さを調節し、保存袋のジッパーを開けて、袋の端の真ん中をクリップに「スッ」と差し込むだけ。クリップは強力ではないが、凹みにジッパーが引っかかるので滑り落ちない。アームの長さの調節範囲は180~270mmで、中~大サイズの保存袋に対応。セットした保存袋の開口部の広さは90mmぐらいだ。
使い心地は良好! 両手が使えるので、鍋の内側をヘラでこそぎながら、残り物のカレーを袋に移す、という芸当も簡単にできた。開口部が十分にあるので、袋のフチもさほど汚れず、おでんなどの大きな食材も簡単に入れられ、だし汁も注ぎ入れやすかった。
使用中、袋が外れたり、倒れたりすることもなかった。保存袋に料理などが注がれると、土台に沿って袋の底も床に付き、思いのほか安定するからだ。試しに大サイズの保存袋に3Lの水を注いだが、袋はちゃんと自立したままで、袋の端も滑り落ちなかった。
しかし、アームはネジなどで固定されているわけではないので、はずみで倒れない保証は無い。使う時は、万が一倒れても構わないシンク内で作業すれば、より安全・安心だろう。周りを汚しても掃除もラクだ。濡れているシンクの中でも、土台の底のエラストマーが滑りにくく、とても使いやすかった。
Food Bag Keeperは紙パックやペットボトル、洗浄した保存袋の水切り、乾燥にも重宝する。
ジッパー式保存袋が確実に使いやすくなるグッズで、価格もお手頃。折りたたんでしまえば、小引き出しにも簡単に収納できるので邪魔にもならない。料理の保存をより快適・簡単にするキッチングッズとして、是非オススメしたい。