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年末年始のリラックス♪効果いろいろ「簡単アロマバス」おすすめ3種

年末年始は、アロマの香るお風呂で癒されてみませんか。今回は、簡単にアロマが楽しめて風邪予防や肩こりや、冷え解消などの作用も得られるアロマバスをご紹介します。年の瀬と新年、香りに包まれながら心身ともに癒しを体感してみませんか?

 

「アロマバス」のやり方

<基本の材料>
塩または重曹:大さじ1
お好みの精油:5滴

 

分量の塩か重曹へ精油を5滴たらして湯船に入れてよく混ぜます。精油は水に溶けない性質があるので、しっかりお湯へ溶かすために必ずバスソルトや調理用食塩、あるいは重曹に垂らしてから湯船へ入れてくださいね。

 

※注意:毎日重層を加えたお風呂に入ると、体の油分が流されすぎてしまい、お肌が乾燥気味になるので、重層を使用する場合は週に2回までの使用にしてください。また3歳以下のお子さんのお肌は特にデリケートなので、アロマバスの使用は4歳を超えてからが良いでしょう。

 

「肩こり」があるときのバスタイムにおすすめのアロマ

肩こりがあるときは、スゥイートマージョラムやローズマリーカンファーがおすすめです。この2つの精油には筋肉を弛緩させ、けいれんを鎮める作用があります。スウィートマージョラムは副交感神経を優位にするので、お風呂タイムで1日の緊張をほぐすのにもぴったり。反対にローズマリーカンファーは脳の血流量を増やすので、ひらめきや暗記力に好影響が。入浴後、すぐに就寝するならスウィートマージョラムを、仕事をするならローズマリーカンファーを選ぶといいですね。

 

「風邪の引き始め」のバスタイムにおすすめのアロマ

風邪の引き始めには、ユーカリラジアタ、ラベンサラ、ティートゥリーがおすすめです。湯気となった爽やかな香りが、鼻づまりやノドのイガイガを解消してくれます。また免疫機能を活性化してくれるので、風邪の予防に選びたいのもこれらの精油です。少し弱った体もハーブの香りで活力を取り戻すことができますよ。

 

「冷えやむくみ」があるときのバスタイムにおすすめのアロマ

ジュニパーベリーがおすすめです。血行を促進し、不純物を流す作用があるので、お風呂の中で軽く自分でマッサージするだけで体内の滞りを解消する作用が得られますよ。滞りがない体なら、肩こりや腰痛になりにくくしてくれるうえ、お肌のトーンも明るくなります。デオドラント作用もあるので、冬だけでなく1年中使えますよ。

 

まとめ

アロマバスは、材料も塩や重曹と精油だけとシンプルです。またアロマの香りを感じやすいので、初めて精油を使ってみる方には特におすすめ。今回ご紹介した精油に限らず、好きな香りの精油を使ってみてもいいですし、ラベンダーなどを加えブレンドした香りを楽しむのもいいですね。合計5滴というルールを守ればあとは自由に楽しみましょう。香りのある生活を、手軽に始めてみてくださいね。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。