暮らし
整理できてる?1万人に聞いた「冷蔵庫の整理」「保存品」「悩みと不満」
2017年 12月 22日 18:00
クリスマスにお正月とイベントが続く年末年始は、冷蔵庫の中も一杯になりやすいですね。今回は、1万人以上に聞いた「冷蔵庫の整理状況」「冷蔵・冷凍保存している物」「悩みや不満」などをご紹介。冷蔵庫の中がすっきりしないと悩んでいる人は、ヒントが見付かるかもしれませんよ。
「冷蔵庫内の整理ができている」としたのは5割以上
インターネット調査会社のマイボイスコムが、「MyVoice」アンケートモニターへ登録している男女10,877人へ行なった「冷蔵庫の使い方」の調査で、家に冷蔵庫がある答えた98.1%への質問と回答をご紹介します。まず「冷蔵庫の整理ができているか」を尋ねたところ、「できているほうだと思う(13.4%)」と「まあできているほうだと思う(38.7%)」を合わせ、半数以上の人が「冷蔵庫内の整理ができているほうだと思っていることが分かりました。
保存時の収納「タッパー」や「ジッパー式ビニ―ル袋」が人気
次に冷蔵室と冷凍庫のそれぞれについて「調理したものを保存するときの収納方法」を聞いたところ、冷蔵室で多かったのは、「タッパーなど保存容器に入れる(68.4%)」「器・皿などに入れ、ラップやふたなどをする(54.4%)」でした。一方、冷凍庫では、「ジッパー式ビニール袋に入れる(40.3%)」「タッパーなど保存容器に入れる(31.8%)」となり、冷蔵室の回答で多かった「器・皿に入れて、ラップやふたなどをする(7.8%)」は1割未満の少ない結果となりました。
「冷蔵室・野菜室」と「冷凍庫」、どちらに何を保存する?
また「冷蔵室・野菜室で保存しているもの」を尋ねると、7~8割が「葉物野菜」「食肉加工品」「生卵」「チーズ、ヨーグルト」「豆腐」「牛乳」と回答。また、「冷凍庫で保存しているもの」では、「市販の冷凍食品(71.9%)」が最も多く、次いで「生の状態の精肉類」「アイス類」「氷」が5~6割、「作り置き・常備菜として、自宅で調理した料理」「生の状態の魚介類」が各4割弱という結果に。
6割以上が「生鮮食品の冷凍保存を活用している」
さらに「肉類・魚介類など生鮮食品の冷凍保存の活用」について尋ねると、「積極的に冷凍する(22.2%)」と「冷凍保存も活用する(45.2%)」を合わせた6割以上が、生鮮食品の冷凍保存を活用していることが明らかになりました。
冷蔵庫や冷凍庫での保存、困ったことや不満
最後に「冷蔵庫・冷凍庫での保存について、困ったことや不満」について寄せられた自由回答3,623件から、その1部をご紹介します。
- 奥に保存してある食品の消費期限を確認する際、取り出すのが面倒(22歳・男性)
- 食料がたくさんあり、整理整頓ができない。できても、毎日入っているものが違うから、定位置を決められず、結局散らかる(38歳・女性)
- ついつい冷凍してしまい、忘れてしまう(65歳・男性)
- 冷凍した肉や魚が、何日もつのかよく分からない(57歳・女性)
冷蔵庫の整理と時短料理の関係
冷凍庫へ保存しているものとして挙がっていた「作り置きや常備菜」や「自宅で下ごしらえした野菜類」は、時短調理に欠かせないものですね。冷凍庫に入れてついつい忘れてしまう人は、見直し期間のルールを決めて、定期的に古い食材を一掃する日を作ってみるのもいいですよ。またqufourには、ライフオーガナイザーによる「冷蔵庫管理術」の記事もあるので、参考にしてみては。
◇冷蔵庫の使い方に関するアンケート調査(MyVoice)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000536.000007815.html