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子どもの「歯の矯正」調査、検討・実施5割、実施の4割は30万円未満で

子どもの歯が生え替わると、気になるのが歯並びのこと。今回は、3歳以上の子をもつ親350人へ、子どもの歯科矯正の実施状況、実施費用、選択した方法、実施理由について聞いた調査結果をご紹介します。矯正の方法も複数、費用もさまざまという実態のなかで、矯正へ踏み切った親心も見えてきました。

 

子どもの歯の矯正、検討・実施しているのは半数以上

エンパワーヘルスケアが運営する歯医者の検索サイト「EPARK歯科」で、3歳以上の子をもつ男女ユーザー350人へ行なった調査で、「子どもの歯科矯正の検討・実施状況」を聞いたところ、「検討し歯医者さんに相談したことがある(17.1%)」「過去に小児矯正を受けたことがある(17.1%)」「検討しインターネットなどで情報収集をしたことがある(14.0%)」「今後小児矯正をすることが決まっている(3.7%)」の回答を合わせると、歯科矯正を検討あるいは実施した割合は52%で、半数を超えることが分かりました。

 

掛かった費用の最多は30万未満で約4割、100万以上も1割弱

次に、過去に子どもが歯科矯正を実施したと回答した60人へ「掛かった矯正費用」を聞くと、1番多かった回答は「30万未満(38.3%)」、次いで「30万円~50万円(25%)」となりました。一方、100万円以上という回答も8.3%あり、価格のばらつきがあることも分かりました。

 

方法は「ワイヤー矯正」が最多、目立たないタイプも4割弱

同じく子どもの歯の矯正を実施した60人へ、その方法を聞くと「一般的なワイヤー矯正(48.3%)」「マウスピース矯正(31.7%)」「裏側矯正(6.7%)」となりました。一般的なワイヤー矯正が約半分という結果ですが、マウスピースと裏側矯正を合せた38.4%は、目立たない矯正を選んでいることも分かりました。

 

矯正を決断したときの心境は?

 最後に、「どのような心境から子どもの矯正を決断したか」を聞くと、1番多かった回答は「子どもの健康面を考えて(45%)」で、次いで「歯並びが悪く費用を掛けるのは止むを得ない(26.7%)」「子どものコンプレックスを考えて(25.5%)」と続きました。歯並びは見た目だけの問題でなく、虫歯や歯周病など口の中のトラブルの発生源にもなることから、これらを早めに避けたいという親心が感じられる結果となりました。

 

まとめ

歯並びが悪いと、見た目のほか、歯石が溜まりやすくなったり、虫歯や歯周病などのトラブルの原因にもなります。歯科矯正は、開始時期が早いと価格が安くなる傾向もあり、子どもが小さいうちから検討している人が多ようです。矯正にはさまざまな方法があるので、事前にしっかり情報収集して、必要な場合は、後悔しない方法を選択してあげたいですね。

 

◇3歳以上の子を持つ親の半数以上が「子どもの歯の矯正を考えたことがある」/気になる値段は「50万円以下」が6割以上/矯正方法はマウスピースなど「目立たない矯正」が約4割(エンパワーヘルスケア)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000029237.html

 

qufour(クフール)編集部

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