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仕事も勉強もアロマで解決!「集中力アップに効く精油」と使い方

「もっと集中したい」「早く終らせたい」そんなときもアロマが力になってくれます。今回は、小学生の実験で計算ミスが減ったことから「集中力アップ効果が認められた精油」と、その使い方をご紹介します。リラックスタイムだけでなく、デスクワークや繰り返し作業をしなければいけないときも、香りを味方に付けてみませんか?

 

アロマの香りと「集中力」の関係

薬剤師で日本アロマ環境協会の常任理事でもある熊谷千津さんが、小学校6年生の児童38人へ百ます計算を行なった実験で、ペッパーミントとオレンジスイートの香りをそれぞれ嗅ぐ前と後の誤答数を比べたところ、どちらも香りを嗅いだ後の方が、誤回答数が減るという結果が出ました。また実験に参加した子どもたちからは、ペッパーミントの香りに対して「頭がすっきりする」「集中している」、オレンジスイートの香りに対して「イライラしていない」「元気がでる」という回答が多数あることから、これらの香りが集中力低下の軽減や、ケアレスミスの軽減に有効である可能性があると結論付けられました。

 

原著論文「小学生の計算力と気分に与える精油の影響.熊谷千津、永山香織.アロマテラピー学雑誌、Vol.16, No.1, 7-14, 2015」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aeaj/16/1/16_7/_pdf

 

集中力を持続する精油と、リラックス効果のある精油

研究に使われたペッパーミント、オレンジスイートのほか、ローズマリーカンファー、レモンも頭がしゃっきりするので、「やる気スイッチ」をオンにしたいときにおすすめの精油です。反対に、まったりリラックスしたいときにおすすめの精油はイランイラン、スイートマージョラム、ネロリ、ジャスミンなどです。リラックス向きの甘くて濃厚な香りは、気持ちがゆったり、うっとりするので、「集中」向きではありません。香りの特徴を知って、自分のなりたい状況に合せて精油選びができると、毎日の生活にメリハリをつけられるようになりますよ。

 

<集中力をアップする精油>

ペッパーミント、オレンジスイート、ローズマリーカンファー、レモンなど

 

<まったりリラックスする精油>

イランイラン、スイートマージョラム、ネロリ、ジャスミンなど

 

集中力を高めたいときのアロマの使い方

実は、集中したいときのアロマの使い方というのは、特にありません。ご自身でやりやすいと思う方法で、香りを取り入れてみてください。勉強やデスクワークなどの作業の合間にときどき香りを嗅いだり、薄く香らせ続けたりといった使い方ができますが、こうでなければならないという決まりはありませんので、気軽にトライしてみましょう。

 

<集中したいときの香りの活用法>

1.精油をハンカチに含ませて嗅ぐ
2.精油3滴を垂らしたティッシュを、ペンケースなどの身近な物へ入れておき、香りを付ける
3.ディフユーザーで香りを拡散する
4.香りを閉じ込められるアクセサリーを身に着ける

4.のアクセサリは、ネットで「アロマ ネックレス」と検索すると、精油を直接入れられるネックレスが見つかりますよ♪

 

また職場や図書館など、人が多くいる場所では、香りが嫌いな人や、気分が悪くなる人がいることもあります。濃い濃度で香りが広く拡散しないよう、外出時は、自宅で使う場合の1/3量に相当する1滴の使用に留めましょう。

 

まとめ

アロマと言えば「癒し」「リラックス」といったイメージをもつ方も多いのですが、最近は、ポジティブに、アグレッシブに過ごすためのツールとしても認められています。涼しくなってきた秋の夜長、静かな時間に、香りを使って好きなことに集中すれば、新しい自分に出会えそう♪簡単ですから、ぜひお試しくださいね。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。