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2000人に聞いた「ハロウィン」で買ったもの&やったこと、今年の支出予定
2017年 9月 29日 07:30
毎年、グッズや限定商品が楽しみな10月31日のハロウィンですが、今年はどのように過ごしますか?今回は、16~59歳の男女2,000人へ聞いた、昨年のハロウィンの消費傾向や購入理由、2017年の支出予定をご紹介。スーパーやコンビニでも、ハロウィン期間限定のアイテムがたくさん並びますね。店頭でお祭りムードを感じて、ついアイテムを買ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ハロウィン、4割が「世間が」盛り上がるイベントと認識
マーケティングリサーチのインテージが、16~59歳のモニター2,000人へ行なった「ハロウィン消費についての調査」で、「ハロウィンはどんなイベントか」を尋ねたところ、「世間が盛り上がるイベント」と回答した人は、「とてもそう思う(4.3%)」と「そう思う(34.8%)」を合わせて4割近くに上りました。その一方で、「自分にとって身近なイベント」と回答した人は、「とてもそう思う」と「そう思う」で約1割と低い結果に。また「身近なイベント」だと思っている人が多かったのは、女性の10代(21.9%)と20代(25.3%)となりました。
「ハロウィン限定のお菓子・スイーツを買う」人は、約3割
次に「去年のハロウィンにやったこと」を聞いてみると、「ハロウィン限定のお菓子・スイーツを買う」が28.8%と最も多く、2位の「自宅を飾り付ける」6.2%と4倍以上の差がありました。また「ハロウィン限定のお菓子・スイーツを買う」と回答した人を、男女別・年代別に集計すると、最も割合が多かったのは10~30代の女性で、約半数に上りました。
ハロウィン商品を買う理由、最多は「期間限定だから」
ハロウィンが近くなると、さまざまなアイテムに限定商品が登場し、店頭に並びますね。そこで「ハロウィン商品を購入する理由」を尋ねたところ、前の質問で買う人が多かった「お菓子・スイーツ」では、回答の多い順に「期間限定」「ハロウィン気分が盛り上がる」「子どもや孫が喜ぶ」という結果になりました。季節のイベントとしてのハロウィンを盛り上げるために、商品を買って子どもを楽しませたいという親の思いがうかがえます。
小学生や未就学児の家に多い「自宅の飾り付け」
次に、「去年、自宅の飾り付けをした」と回答した人を、同居する子どもの学齢別に見ると、「小学生」の子どもがいる人では16.1%が、「未就学」の子どもがいる人では13.8%が、自宅の飾り付けをしたことが分かりました。「自宅の飾り付け」は、「去年やったこと」で第2位でしたが、こちらも「子どもが喜ぶ」という理由が影響しているようです。
小学生がいる人の2割以上が、「子どもを仮装・メイク」
同様に、「自分の子どもが仮装・メイクをした」と回答した人を子どもの学齢別に見ると、「小学生」がいる人は23%、「未就学児」がいる人は21.6%となり、こちらも年齢の低い子どもがいる家庭ほど、仮装やメイクを施していることが明らかになりました。
支出予定は、小学生の子どもがいる家庭が最高額に
続いて、「今年のハロウィンに使うおよその金額」を尋ねると、平均額は3,020円で、そのうち最も金額が高かったのは30代女性の5,685円でした。また、小学生の子どもいる人の平均額は7,172円で、全体の平均額と2倍以上の大きな差が開き、「去年と比べて増えそう」と回答した人の理由にも「一緒に楽しめる年齢になってきた(未就学児の親)」や「年齢があがったのでごまかせない(小学生の親)」という声があることから、子どもの成長が消費行動に大きく関わっていることがうかがえます。
まとめ
スーパーやコンビニの店頭に並ぶハロウィングッズは、見ているとワクワクして大人もアレコレと買いたくなりますね。子どもがハロウィンを理解できるようになれば、お友だちと一緒にパーティをしたいと言うこともあるかもしれません。消費金額が増えていくと、ジワジワと家計も圧迫して悩みの種にもなるので、来年以降のアイテムの再利用を考えたり、子どもと一緒に手作りでハロウィンパーティの準備をしたりといった工夫をするのも良いですね。
◇もうすぐハロウィン!去年は何をした?今年は何をする? インテージ、ハロウィン消費に関する自主企画調査を公開(インテージ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000301.000001551.html