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もうすぐ「お彼岸」、知っておきたい正しい「お墓参りのマナー」
2017年 9月 18日 11:00
シルバーウィークの後半は、秋のお彼岸です。今回は、知っているようで知らないお彼岸の日程、正しいお墓参りのマナーについてご紹介します。お墓参りの前に、1度確認してみてはいかがでしょうか。
お彼岸は春と秋の2回、それぞれ1週間続きます
お彼岸の期間がどのように決まっているかご存知ですか?春のお彼岸は、 3月の春分の日をはさんだ前後3日、秋のお彼岸は9月の秋分の日をはさんだ前後3日の、それぞれ合計7日間です。2017年の秋のお彼岸は、9月20日(水)から9月26日(火)までの7日間となります。また、初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸の明け」と言い、7日間の真ん中に当たる春分の日・秋分の日を「お中日(ちゅうにち)」と呼びます。お彼岸の期間の寺院では「彼岸会(ひがんえ)」といわれる法要が行なわれます。在家信者は、寺院を詣でてお墓参りをして、故人やご先祖様をご供養します。また、精進料理を食べる習わしもありますが、一般家庭ではお墓参りのみで済ませることも多いですね。それでは、お墓参りの方法をおさらいしていきましょう。
お墓参りの前に、本尊を詣でて掃除をする
お墓がお寺にある場合は、まずはお寺に挨拶をして、本堂のご本尊にお参りをしておきましょう。そして墓前では、まずお墓の周辺を掃き清め、雑草を取り除いてから、墓石を水洗いします。墓石を洗うときは、硬いタワシなどで強くこすると墓石にキズが付くことがあるので、タオルやスポンジなど柔らかいものを使いましょう。墓石の彫刻部分の掃除は歯ブラシがあると便利です。そして、花立てを洗い、香炉に残ったお線香の灰も取り除きます。
<お参りのための持ち物>
・お線香・ロウソク・マッチやライター
・お花・お供物(お菓子や果物、故人の好きだったものなど)
知っておきたい、お供えの作法
お花は一般的にはトゲがないものを、左右対になるように2束準備します。ユリなどの花粉は、墓石へ付くとシミになる場合があるので取り除いてから、花立てへ挿します。また、お酒などを墓石にかける人がいますが、お酒の成分は墓石が変色する原因になることがあるので、やめた方がいいでしょう。
お参りはお線香を焚いて、後始末も忘れずに
お参りするときは、お線香を香炉に供えます。供えるお線香の数は束のままでも数本でも構いません。そして、目線を低くして手を合わせます。お参りが終わったらお供え物は持ち帰るのが最近のマナーです。カラスなどに荒らされることもあるので、持ち帰るようにしましょう。そして、帰り際にはお寺に一言ご挨拶を忘れずに。
大野屋サービス店、お得な特典つきのポイントカードを導入
今回の情報は、お墓や葬儀に関する総合サービスを行なうメモリアルアートの大野屋によるものです。各霊園近くの大野屋サービス店は、線香や供花、供物などの販売や掃除用具の貸し出し、お参り後に休憩できるスペースも提供しています。また、お墓参りのサポートだけでなくお墓や仏事の相談にも乗ってくれるそう。2017年9月16日(土)からは、市川店・千葉平和公園店を皮切りにプレゼントがもらえるスタンプカードサービスがスタートするそうなので、これを機会に気になることがある人は、足を運んでみては。
【スタンプカードの内容】
・1000円の買い物ごとにスタンプ1個押印
・3個集めると粗品プレゼント
・発行から1年間有効
【サービス店に多いご相談内容】
・雑草が生えないお墓にしたい
・地震に強いお墓にしたい
・納骨棺を大きくしたい
・落ちないお墓の汚れをキレイにしたい
・お墓に彫刻されている文字を、家名から違う言葉に変えたい
◇間もなくお彼岸!お墓参りの基本マナーをご存知ですか?(メモリアルアートの大野屋)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000014037.html