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【調査結果】2018年おせちは「お取り寄せ」が5割超!通販利用も増加中

いざ作ると大変な「おせち」ですが、お取り寄せの人気は年々高まっているようです。今回は、通販サイトユーザー590人に聞いた、おせちの購入先や価格、「あったらいいなと思うおせち」の調査結果を紹介します。2018年のおせちトレンドは、購入派が半数を超え、そのうち7割が通販やネット注文を利用する予定なのだそう。少人数で手軽に楽しめるおせちの人気が高まっています。

 

2018年のおせち、半数以上が「購入予定」

Q1)おせちを購入する理由(10位までを抜粋)

出版社のハースト婦人画報社が、カタログギフトのリンベルと共同で運営する通販サイト「婦人画報のおかいもの」のユーザー590人へ行なった「2018年のお正月のおせち料理」に関する調査で、「おせちを購入する予定か」を尋ねたところ、「購入する(重箱入り、単品含む)」が56%、「購入しない・未定」が43%、「旅行する等、その他」が1%となりました。「おせちを購入する理由」として、「自宅では作れないような品目が味わえる(73.7%)」を始め、「華やかで高級感がある(50.2%)」「自宅まで届けてもらえて便利(39.2%)」などが続き、おせちは「作るもの」から「買って手軽に楽しむもの」に変化していることが分かりました。

 

おせち購入、半数が「百貨店」、「通販・ネット」は増加

Q2)これまでのおせちの購入方法・場所(複数回答)

続いて全員に「過去2年のおせちの購入方法・場所」を尋ねると、1位「百貨店(2017年50.5%、2016年50.2%)」、2位「通販、ネット注文(2017年39.7%、2016年31.9%)」、3位「買ったことがない(2017年15.4%、2016年18.5%)」という結果に。1位については、過去2年に大きな変化がありませんでしたが、2位の通販やネット注文を利用する人は、増加傾向にありました。

 

今後のおせち購入、「百貨店」より「通販、ネット注文」人気

Q3)今後のおせちの購入方法・場所(複数回答)

2018年のおせちを購入予定の人へ「今後の購入方法・場所」を聞いたところ、「百貨店」を抑えて、「通販、ネット注文」が68%で最も多くなりました。「通販、ネット注文」は2016年以降、3年連続で7割近くが活用したいと考えるいて、その人気の高さがうかがえました。

 

おせちを一緒に食べる人数は年々、減少の傾向

Q4)おせちを何人くらいで召し上がりますか

次に、全員へ「おせちを何人くらいで召し上がりますか」と聞くと、平均人数は「3.7人」となりました。過去の調査では2015年が4.4人、2016年が4.0人で、今回初めて4人を割る結果となり、徐々に少数化の傾向が強くなっています。

 

購入価格帯は「3万円以内」が主流、平均は22,842円

Q5)おせちの購入価格帯

また、「おせちの購入価格」について尋ねると、「1~2万円未満(37.1%)」と「2~3万円未満(32.4%)」と回答した人が合わせて7割近くに。過去2回の調査でも同じ傾向が見られ、多くの人がおせちの購入を3万円以内で考えていることが分かりました。2018年の平均価格は22,842円で、2016年の24,046円より1,200円ほど下がり、おせちを食べる人数が減少していることが影響しているのかもしれません。

 

「こんなおせちあったらいいなベスト5」にも、少人数化の影響

Q6)こんなおせちがあったら良いと思うもの(複数回答)

「こんなおせちがあったら良いと思うもの」を複数回答で尋ねたところ、ベスト5は「有名シェフ、料理人によるおせち(45.9%)」、「少人数用(37.3%)」、「和洋中組み合わせ(32.7%)」、「一人一重(29.8%)」、「オードブル付き(26.9%)」という結果に。なかでも人気が高かったのは「有名シェフ、料理人によるおせち」で日ごろの家事から解放されつつ、上質なおせちをいただきたいという主婦の気持ちがうかがえます。そのほか増加傾向にあったのは、「一人一重」が2016年の25.4%から約4ポイント、「少人数用」は2015年の31.7%から約6ポイント増え、購入価格帯とともに少人数化を裏付ける結果となりました。

 

おせち以外のごちそうは「肉料理」が1位、「鍋物」も人気

Q7)おせち以外で、お正月に用意するごちそう(複数回答)

さらに「おせち以外で、お正月に用意するごちそう」を聞くと、「ローストビーフ、すき焼きなどの肉料理」が最多で68.1%となりました。過去2回の調査でも「肉料理」は人気で、6割以上の人がおせちと一緒に用意しているようです。また、2015年の結果ではわずか0.9%だった「鍋物」も、2016年と2017年の結果は3割を超え、人気が高くなっています。

 

まとめ

2018年のおせちも「お取り寄せ」の人気は高く、昔ながらの大家族でおせちを囲むスタイルから、少人数で高級な美味しいもの楽しむスタイルに変化しているようです。ユーザーアンケート結果をご紹介した「婦人画報のおかいもの」でも、2018年のおせちの予約が始まっています。有名店、著名シェフが監修したオリジナルおせちを始め、国産素材にこだわった少人数用のおせちや1人前のおせちも初登場。家族それぞれが好みのおせちを選んで、いろいろ食べ比べながらお正月の家族団らんを過ごすのも楽しそうですね。

 

◇婦人画報のおかいもの
http://fujingaho-shop.jp/

◇2018年おせちに関するトレンド調査:来年のおせち、半数以上が購入予定、その内「通販・ネット注文」が7割近くに(婦人画報のおかいもの調べ)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000008128.html

 

qufour(クフール)編集部

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