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経験者300人に聞いた!ベビーシッター「依頼の理由」や「不安と解消法」
2017年 9月 14日 07:00
子どもを預ける保育園を探す活動「保活」は、秋ごろから本格化しますね。今回は、ベビーシッターを依頼したことがあるパパママ300人に聞いた「依頼の理由」や「不安とその解消法」を紹介します。保活をしても希望の保育園・保育所などへ入れない「待機児童」の問題がなかなか解消しない現状から、「ベビーシッター」制度に着目しているパパママも多いのではないでしょうか。
ベビーシッターを依頼した当時、自身は7割が「正社員」
総合電機メーカのパナソニックが、過去5年以内に「ベビーシッター」を依頼した経験のあるパパママ 300人へ聞いた調査で、「ベビーシッターを依頼した当時の自身の雇用形態」を尋ねたところ、最多は「正社員(70%)」で、2位の「働いていなかった(12%)」や3位の「アルバイト・パートタイマー(9%)」を大きく差を付けました。
ベビーシッターは「一時的利用」が主流、「長期利用」も3割
続いて「ベビーシッターを依頼した当時のシチュエーション」を聞くと、「自分や配偶者の体調が優れないときに一時的に利用(39%)」や「急な外出の予定が入ったときに一時的に利用(34%)」が多かったものので、一方で「保育園・幼稚園の代わりに長期的に利用(32%)」も3割いることが分かりました。また、ベビーシッターを依頼したことがある働くパパママへ「ベビーシッターはおすすめか」を尋ねると、83%が「おすすめできる」と回答しました。
不安に思うのは「防犯」「子どもが急に体調を崩したとき」
次に、「子どもをベビーシッターへ預けるときに不安を感じたこと」を聞くと、75%の人が「家の中に他人が入ること」と回答し、「ベビーシッター来訪中に子どもの顔を見て話せないこと」という人も60%いたことが分かりました。ベビーシッターはプロといっても防犯上の不安や、子どもの急な体調不良やぐずったときなど「子どもの顔を見て話せないこと」への不安を感じる人が多いようです。
「ベビーシッター来訪中に不安」利用者の6割が経験あり
そこで、「ベビーシッター来訪中に子どもの顔を見て話せないことへの不安を感じたか」を尋ねると、60%の人が「はい」と回答。実際、ベビーシッターを依頼中に起きたトラブルには「子どもが体調を崩したりケガをしたりするなど健康上のトラブル(13%)」や「入って欲しくない部屋に入られるなど防犯上のトラブル(11%)」などが挙げられました。
不安解消には「電話で状況確認」「入られたくない部屋に鍵」
また、不安を感じたときに「何らかの対策を行なった」人は62%で、実際に行ったこととしては、「預けている最中に何度か電話して状況を確認した(31%)」が最も多く、「入ってほしくない部屋を鍵を掛けた(21%)」と「在宅時にベビーシッターに来てもらって、子どもとの相性を見極めた(20%)」が続く結果となりました。
まとめ
働くパパママにとってベビーシッターは頼りになる子育てのサポーターですが、子どもの体調急変時や家の防犯面で不安を感じる人が多いようです。依頼するときに、シッターさんが信頼できそうか、また子どもとの相性はどうかなどを見極めるのも難しいですね。カメラを設置して外からスマホで家の中を確認できるホームネットワークシステムには、カメラからスマホを呼び出せるタイプもあります。相互にコミュニケーションを取りながら子どもを安心して預けられるので、一方的な監視にならずに信頼関係も良くなりそうですね。
◇保活シーズン、秋から本格化!知っておきたい、「ベビーシッター」を雇ったパパママの本音を調査 約8割が「他人が家に入ること」への不安(パナソニック)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000008708.html