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【1万人調査】万能調味料「麺つゆ・ダシつゆ」利用頻度と不満に思うこと

「麺つゆ・ダシつゆ」は、汁として以外にも調味料として幅広く使える優れものですね。今回は、ネットアンケートへ寄せられた1万人以上の「麺つゆ・ダシつゆ」を使う頻度やその理由をご紹介します。最近は、濃縮タイプやストレートつゆ以外にも、豆乳やごまだれベース、トマト味のイタリアン風など、種類も増えていますね。今回の調査では、使っていて不満に思っていることも見えてきました。

 

麺つゆ・ダシつゆの利用頻度、「週1回以上」が半数以上

インターネット調査会社のマイボイスコムが、「MyVoice」アンケートモニター11,206人へ行なった「麺つゆ・ダシつゆ」に関するインターネット調査で、「麺つゆ・ダシつゆの利用頻度」を尋ねたところ、多かった回答は「週に2~3回(22.2%)」と「週に1回程度(21.6%)」となり、「週に4回以上(8.8%)」を合わせた週1回以上の利用者は半数を超えました。

 

つゆのタイプ、7割以上が「濃縮つゆ」

次に、市販の麺つゆ・ダシつゆを使っている人へ「利用タイプ」を聞いたところ、多かった回答は「濃縮つゆ(78.1%)」と「ストレートつゆ・しょうゆベース(33.4%)」の2つで、濃縮タイプがストレートタイプの倍以上という結果になりました。また、使い方で多かったのは「そうめん・そば・うどんのつゆや汁として、そのまま使う」が6~7割、「調味料として料理に入れる」と「天つゆ」が4割という結果に。回答者の居住エリアで違いがあるか見たところ、北海道・東北・関東などの東日本では「濃縮つゆ」がやや多いものの、近畿や四国では「ストレートつゆ・しょうゆベース」がそれぞれ40%台となり、地域による特徴が出ました。

 

使う理由「手間なし」「味の失敗がない」「いろいろ使える」

続いて、「麺つゆ・ダシつゆの利用理由」を尋ねると、回答の多い順に「ダシをとる手間がかからない(57.1%)」「調味してあり失敗がない(49%)」「いろいろな料理に使える(43.7%)」となりました。また、女性の年代が高い層ほど上位3つに回答した割合が高くなる傾向がみられました。

 

市販の麺つゆ・ダシつゆ「ここが不満」

麺つゆ・ダシつゆを「選ぶときの重視点」で多かったのは「味」と「値段」で、次いで「容量、サイズ」「濃縮タイプ」「使い慣れている」「メーカー」という結果でした。さまざまな用途に合わせて市販品が多く出回っている一方、「使い慣れている」や「メーカー」を重視する人も多く、特に女性50代以上で比率が高くなっています。回答者から寄せられた2,679件の「市販の麺つゆ・ダシつゆの不満点」から一部を抜粋して紹介します。

 

  • 使い切れないので小分けのつゆがあれば良い(女性36歳)
  • ダシつゆにしても醤油にしても、実際に口にしてみるまで塩辛さ・甘さの具合がさっぱりわからない(女性42歳)
  • 薄めるものかそのままなのかわからないものが多い(男性39歳)

 

まとめ

麺つゆ・ダシつゆは、似たような商品でもメーカーによって味付けがまったく違うことがありますね。いつもと違う麺つゆを買ってきて煮物に使ったら、イメージしていた味に仕上がらなかったという経験をした人もいるのではないでしょうか。50代以上の女性が「使い慣れたもの」「メーカー」を選ぶときに重視しているのは、味の違いを比べてきた経験の差が出ているのかもしれませんね。

 

 

◇麺つゆ・だしつゆに関するアンケート調査(MyVoice)
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=22903

 

qufour(クフール)編集部

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