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【500人の声】単身赴任パパの「嬉しいこと」「寂しいこと」「困ること」

家族と離れたパパが、単身赴任で頑張っているご家庭も多いことでしょう。今回は、30~59歳の男性500人に聞いた単身赴任にまつわる「嬉しいこと、寂しいこと」「苦労」「食事の手段」などの調査結果を紹介します。1人で暮らす生活は嬉しいと思うパパもいる一方、やっぱり家族に会えないのは寂しいパパが大多数のよう。また1日に何度も、準備や片付けが必要な“あの家事”に苦労しているパパも多いようです。

 

妻はショック! 「単身赴任が嬉しい」と答えたパパが約3割も

食品メーカーのフジッコが、30~59歳の単身赴任経験のある男性とない男性それぞれ250人へ行なった「単身赴任に関する実態調査」で、「単身赴任は嬉しい?寂しい?」と尋ねたところ、71.4%の人が「寂しい」と回答しました。一方で「嬉しい」という人は意外に多く、約3割もいました。

 

単身赴任が嬉しい理由1位は、「羽を伸ばして遊べるから」

単身赴任を「嬉しい」と回答した人に理由を聞いてみると、最も多かったのは「羽を伸ばして遊べる」で43.4%という結果に。続いて「いろいろなところに住んでみたいという願望がある(23.8%)」「帰宅時間を制限されない(11.9%)」「お金をある程度自由に使える(10.5%)」となりました。実際に嬉しかったことを聞くと、「朝まで飲みに行ったりと帰る時間を気にしなくて良かった」「ゲームやり放題」「旅行気分が味わえた」など、家族と離れたいというよりは昔のように1人の時間をもてることに喜びを感じている人が多いようです。また、「赴任先の業績がアップした」「月に1度、家に帰れる日が嬉しかった」など、仕事に打ち込んだり、家族と過ごす時間を楽しみに、単身赴任期間を過ごした人もいました。

 

過半数のパパが、妻より子どもに会えないことが寂しかった!?

反対に、「単身赴任が寂しい理由」を聞くと、最多は59.9%の「子どもに会えないから」だったのに対して、「妻に会えないから」は22.4%という結果に。妻が子どもに3倍近く差を付けられるという、qufour読者にとっては寂しい結果となりました。寂しさを感じた瞬間について聞くと、「子どもが電話で、早く会いたいと言ったとき」「子どもの入学式に参加できなかった」といった身につまされる話や、「子どもに知らないおじさん扱いされた」「子どもが小さかったころ、顔を忘れられた」といった笑えない話など、子どもにまつわるエピソードが多く挙がりました。また「家庭料理が食べられない、作れない」「風邪が辛い」といった身の回りが大変で、寂しさを感じるという声も聞かれました。

 

単身赴任中のパパ、2人1人が「日々の食事」に苦労している

続いて、「単身赴任中に苦労したこと、苦労しそうなこと」を尋ねると、1位が「日々の食事」で51%、2位が「洗濯」で37%、3位が「掃除」で35.6%となりました。半数以上の人が毎日の食事を挙げ、1日に2~3回、食事を準備して、食べて、片付けて、を繰り返すことに手間がかかると感じているようです。

 

圧倒的多数のパパが、「妻の手料理が恋しい」と回答

また「単身赴任中、妻による家事で最も恋しいと思ったこと、恋しくなると思うこと」を聞くと、最も多い回答は「手料理」で54.8%という結果に。「病気の際の看病」や「健康管理」などのピンチ、「掃除」や「洗濯」などの日常の家事ではなく、1人で寂しくご飯を食べているときに妻の「手料理」を恋しく思う人が圧倒的に多いことが分かりました。

 

単身赴任中の食事手段は「自炊」が多く、「外食」は1割以下

多くの人が苦労している「食事」ですが、パパたちは単身赴任中どうしていたのでしょうか?「単身赴任中の食事の手段」を聞いてみると、「自炊」と回答した人が37.2%で最も多く、次に「スーパーで買う(28%)」「コンビニで買う(18%)」と続きました。「外食する」は9.6%しかおらず、約9割の人が、食事は自炊か外で買ってきて、自宅で食べているようです。さらに、自宅で食べる派を細かく見ていくと、6割以上の人が自炊をしていないことも分かりました。理由を聞くと、「手間がかかる」「美味しくない」「時間がとれない」「ゴミの処理が面倒」「結局経済的にならない」といった声が多く見られました。

 

6割近くが、「単身赴任中は食事に気を遣えなかった」と回答

さらに「単身赴任中、健康に気を遣った食生活を送れていたか」を尋ねると、「送れていた」と回答した人は42.8%となりました。単身赴任中は、買ってきたお弁当やお惣菜、外食で済ませることが増えるため、多くの人が、食生活や健康に不安を抱えながら過ごしていたようです。

 

総額100万円進呈!「愛の単身赴任手当キャンペーン」

調査の結果、単身赴任は1人の時間が増えて嬉しい人がいる一方、家族と会えずに寂しかったり、毎日の家事で苦労をしたり、食事の面で不安を感じたりしている人が多いことも分かりました。こうした日々頑張っている全国の単身赴任者を応援するため、フジッコは「愛の単身赴任手当キャンペーン」を2017年5月15日からスタート。単身赴任中の人は全国各地で頑張っている同士へ、そうでない人は単身赴任中の人へ、キャンペーンサイトでメッセージを投稿すると、抽選で33名に総額 100 万円の「単身赴任手当」が当たります。さらに、抽選からもれた人100名には、フジッコの「おばんざい小鉢」3 種が当たるW チャンスも!「切干大根」「うの花」「ひじき煮」など、家庭の味を思い出せるラインナップを取り揃えています。受付期間は、2017年5月15日(月)~7月16日(日)23時59分まで。下記キャンペーンサイトよりご応募ください。

 

▼愛の単身赴任手当キャンペーンサイト
https://www.fujicco.co.jp/okazubatakesyokudo/campaign/obanzai/

 

妻の手料理は、1人で頑張るパパの活力源!

パパの単身赴任中、ママは家事や育児をワンオペでこなすことが増え、ちょっとした愚痴や小さな悩みでストレスを感じやすいもの。「自由気ままに1人暮らしを楽しんでいる」とパパが羨ましくなりがちですが、家族と離れて1人頑張っているパパも苦労を重ねているようです。たまにパパが帰ってきたときに外食したいママの気持ちも分かりますが、ときには、妻の手料理でパパの頑張りを労ってあげたいものですね。

 

qufour(クフール)編集部

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