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元保育士のアイデア、ストレスを溜めない「ママ友付き合い」のコツ5選

新学期は、新しい生活や出会いが楽しみな一方、ママ友の輪に入っていけるかといった悩みも尽きませんね。今回は、ママ友と上手く付き合うコツを、小学生・高校生の子どもをもつ元保育士がお伝えします。程よい距離感をキープする方法が分かれば、自分らしくママ友付き合いを楽しめるようになりますよ。

 

付き合いの基本は明るい挨拶、ママ友も同じ

新学期、新しいクラスでの生活が始まると、子どももママも、たくさんの出会いがありますね。特に新入生の子どもをもつママは、不安な方も多いのではないでしょうか。でも、ママ友を作ろうと頑張りすぎると、焦って上手くいかず、新学期から憂鬱な気分になってしまうかもしれません。まずは、同じクラスの人や担任の先生だけはなく、誰にでも挨拶することから始めてみましょう。意外とそういう姿こそ周りの人に見られているもの。余裕があれば笑顔で挨拶すると、お互いに良い気持ちになれますし、仲良くなるきっかけにもなりますよ。

 

話し掛けるのは、子ども同士が仲良くなってからでも十分

自分以外のママ同士がアドレス交換をしていると焦りますよね。でも、誰とでもアドレス交換してしまうと、ママ友付き合いに疲れる原因にもなってしまいますよ。ママ同士で話すのは、子ども同士が仲良くなってからでも遅くはありません。子ども同士が「遊ぼう」という話になったらアドレスを交換するくらいのほうが、お互い気が楽なのです。せっかくの縁ですから、ひとつずつ時間をかけて大切に育んでいきましょう。

 

気負わず、素の自分のままで付き合おう。

ママ友同士の付き合いが始まると、ついつい気を遣いすぎたり、頑張りすぎたりしてしまいがちですよね。でも、気を遣ったままだと、次第に付き合いが辛くなってしまうかもしれませんよ。無理に仲良くなろうとして自分を着飾らなくても、最初から自分の素を出して付き合えば、きっと気の合う人に出会えます。気の合う子育て仲間ができると、園や学校、病院の情報を教えてもらえたり、子育ての悩みも気軽に相談できますよ。子育ての時期を安心して楽しく乗り切るためにも、長く付き合えるママ友を大切にしましょう。

 

子ども同士のトラブルは、子ども同士の解決が基本

子ども同士で遊んでいると、ときにはケンカになることもありますね。そんなとき、ママ同士が謝って解決してしまうと、わだかまりが残って、お互いに気まずくなりがちです。もし、子ども同士がケンカをしていたら、直接子どもにケンカの原因を聞いてみましょう。「〇〇君は積み木で遊んでたんだね」「△△君は○○君の積み木が欲しくなったんだね」と、それぞれの気持ちを代弁してあげると、子どもは納得しやすく、スムーズに仲直りできますよ。大切なことは謝ることではなく、子どもの気持ちを代弁することです。ケンカの原因を言葉にすることで、子どもだけでなくママ同士もスッキリできますよ。

 

程よい距離感を保って、大人の付き合いを心掛けよう

ママ同士が仲良くなってくると、お互いの距離感が近くなりすぎて、余計なことを言ってしまったり、相手の嫌なところが目につくといった、トラブルに発展することも多いようです。どれだけ仲良くなっても、相手が自分から話してくれない限り、プライベートなことには立ち入らないのが大人のマナーです。付かず離れずくらいの距離感をキープしておくと、ストレスを感じることなく付き合えますよ。

 

まとめ

子ども同士が仲良くなったからといって、ママ同士も気が合うとは限らないのがママ友付き合いの難しいところです。どうしても気が合わない場合は、ストレスの掛からない範囲でのお付き合いにとどめるなど、ときには割り切ることも大切ですよ。ママ友付き合いは、子どものためだけでなく、自分自身にとっても貴重な経験です。特に園時代にできたママ友は、気が合えば一生の友達にもなるのですから、自分らしさを大切にしながら、お付き合いを楽しんでくださいね。

 

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。