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元保育士のアイデア、新しい先生と「より良い関係」を築く3つのコツ
2017年 4月 14日 07:30
新学期が始まると、新しい先生とどう関係を構築するか悩むママさんも多いですね。今回は、先生とよりよい関係を築きくコツを3つご紹介します。先生とのよい関係ができると、子どもも安心して園や学校で過ごすことにもつながります。そんなコツを、小学生・高校生の子どもをもつ元保育士がお伝えします。
コツ1:まずは、気持ち良い「挨拶」と「信頼すること」から
新しい先生に、電話したり、家庭訪問などでお会いしたら、「こんにちは。○○の母です、1年よろしくお願いします」など、気持ちのよい挨拶からスタートしてみましょう。やはりよりよい関係の基礎は、特別なことではなく、挨拶からです。また先生の第一印象がよくないと感じる場合も、人間同士ですからあることでしょう。そんなときでも、まずは先生を信頼することから始めましょう。気持ちは必ず伝わります。
コツ2:家庭訪問や面談は手短かに
家庭訪問や面談は、限られた時間のなかで行なわれますよね。話が長くなってしまうと、次の順番の方にも迷惑がかかってしまいます。そのため、話すことはあらかじめまとめて、できるだけさっと終わるように準備しておきましょう。少し話が長くなりそうであれば、書面にして先生に渡してもよいですし、あとから別に時間を取ってもらってもいいと思います。また家庭訪問では、子どもも大人同士の話を聞いていることも多いもの。心配ごとばかり話すのではなく、子どもが好きなことや、頑張っていることも忘れずに伝えるようにしましょう。
コツ3:相談ごとは、内容によって時期を変えて相談する
進級の場合は旧担任から新担任へ、ある程度引き継ぎがあります。保護者の方も新学期は新しい先生に早く相談したいこともあると思いますが、早めに相談した方がよいことと、あとからでもよいことを分類して、相談する時期を変えてみましょう。毎日の生活に関わる、食物アレルギーや病気、発達面で配慮してほしいことは、新しい先生に早めに連絡を取ります。それ以外の相談は、家庭訪問以降がおすすめです。新学期当初は慌ただしくて先生にも余裕がないことが多いからです。また家庭訪問が終わるころになれば、先生も子どもの様子が分かってくるため、相談ごとの内容もより伝わりやすくなりますよ。
まとめ
新学期は、誰しも期待と不安な気持ちでスタートするものです。新しい先生と関係を構築するといっても、特別なことをする必要はありません。また新学期にはたくさんの提出書類がありますが、これらの提出期限を守ったり、教科書や持ち物には子どもの名前を書くことも大切です。基本的なルールを守らないことで、知らず知らずのうちに先生に負担をかけていることもあるのです。特に進級の場合は、子どもの持ち物の名前が消えていることも多いため、持ち物を改めて見直すチャンス。子どもを先生だけに任せるのではなく、一緒に協力しながら子どもを育てることで、子どもも安心でき、充実した1年が過ごせますよ。