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肩こりや腰痛が楽に!丸めたバスタオルに寝るだけ「簡単ストレッチ」3種

春先などの季節の変わり目は、肩こりや腰痛に悩まされる方も多いのでないでしょうか?そこで今回は、丸めたバスタオルを使ってできる、肩こりや腰痛に効果的なストレッチを3つご紹介します。丸めたバスタオルを使えば、胸や股関節を伸ばすといった1人では難しい動きも、簡単かつ効果的にストレッチできますよ。どれも30秒でできますので、お風呂上りや寝る前などのすきま時間に試してみて下さいね。

 

春先にあらわれる肩こりや腰痛の原因

春先に肩こりや頭痛があらわれやすい理由は、大きく分けて2つあります。1つは、気温や気圧の急な変化によって身体がストレスを感じているため。もう1つは、自律神経のバランスが崩れることで、心身の不調を招くためです。さらに、春に向けて暖かくなってくると、寒い時期には締まっていた筋肉や骨盤が緩むため、腰痛を引き起こす原因にもなります。肩こりや腰痛は、身体の血液循環が良くなると緩和されるので、肩回りや股関節周囲のストレッチが有効です。

 

3つのストレッチ共通のスタートポジション

まず、長さを半分に折ったバスタオルを2枚用意し、重ねて丸めます。次に丸めたバスタオルを縦に置き、その上に仰向けに寝ます。このときバスタオルは、首から腰にかけて背骨に沿うように置きます。これがスタートポジションです。

 

広背筋のストレッチ

脇の下から腰にかけてのストレッチです。まずスタートポジションから、両ヒザを軽く曲げます。 両手を伸ばして頭の上を通り床へ降ろしていきます。呼吸は自然と行ない、脇の下から腰にかけての部位が伸びていることを感じながら30秒キープしましょう。

 

大胸筋のストレッチ

胸の筋肉が縮まって動きが悪くなると姿勢が崩れ、肩こりを引き起こしてしまいます。胸を広げるストレッチで胸の筋肉を伸ばしてましょう。スタートポジションから両ヒザを軽く曲げます。両手を開いて肩の高さよりやや低い位置に伸ばし、次に両ヒジを床へ降ろしていきます。呼吸は自然と行ない、胸の筋肉が伸びていることを感じながら30秒キープしましょう。よりストレッチ効果を高めたい場合は、両手を高い位置に置きましょう。

 

股関節ストレッチ

股関節付け根(前面)のストレッチです。丸めたバスタオルを横に置き、その上に仰向けに寝ます。このとき、バスタオルの位置は両座骨にあたるようにしましょう。両足を伸ばし、足の親指どうしを合わせます。両手は伸ばして頭の上を通り床へ降ろします。このとき、両手の手のひらは床へ向けましょう。呼吸は自然と行ない、股関節付け根(前面)から腰部や広背筋が伸びているのを感じながら30秒キープしましょう。

 

まとめ

伸ばしている部位や腰の痛みがあるときは、できる範囲で行ないましょう。ストレッチ効果をアップさせたい場合は、バスタオルの枚数を増やしてください。お風呂上りや寝る前などに行なうと、リラックス効果も期待できるので、肩こりや腰痛にお悩みの方は、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

yumi(スポーツトレーナー)

トレーナーとしてプロアスリートから幼児までのトレーニング指導経験をもつスポーツ大好きな2児の母です。いろいろなエクササイズやストレッチをお伝えしたいと思います。