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肩凝り、首凝りがひどい!原因は「猫背」!?対策その1・簡単猫背チェック 

自分が「猫背」になっていないか、気になっている方も多いのでは?そこで今回は、猫背のチェック方法とタイプ別の猫背の原因を、次回は猫背を改善するエクサイズをご紹介します。猫背の原因は、筋力や柔軟性の低下もありますが、普段の生活習慣によるものが大半を占めます。例えば、1日中デスクワークをする、長時間スマホを使用する、よく子どもを抱っこするなど、普段の生活のなあでいくつかの原因が重なり合うと、少しずつ猫背姿勢になってしまうのです。姿勢を改善するには、まずは自分の姿勢をきちんと把握することが大切。簡単にチェックできる方法をご紹介しますので、ときどき試して猫背予防に役立ててください。

 

猫背のチェック法

まず、壁の脇に楽にして立ち、その状態を横から見てみましょう。スマホカメラのタイマー撮影などを使うと1人でもできます。そして、次に挙げる体の4点が一直線上に揃っているかどうかをチェックします。1.耳の穴、2.肩、3.骨盤の「大転子」というお尻の横にあるグリグリした骨、4.外くるぶし。この4点が一直線上にある状態がキレイな姿勢です。猫背の場合は、「外くるぶし」から真っ直ぐ上に引いた線よりも、肩と頭が前に出ていて、背中は丸まり、アゴが少し上がった状態になります。

 

猫背タイプ1「反り腰タイプの猫背」

「反り腰タイプの猫背」の特徴は、骨盤が前へ強く傾くために腰が反り、お腹が前へ出る姿勢です。骨盤が傾いてお腹が出ているために、体がバランスを取ろうとして、胸あたりの背骨を前に丸め、頭が前に出た状態になります。横から見ると、背骨のS字カーブがとても強いのがこのタイプです。このタイプになりやすい生活習慣は、「座り仕事」「肥満」「ハイヒールをよく履く」「座ると腰が丸まり、立つと腰を反る」などがあります。

 

猫背タイプ2:「スウェイバックタイプ」

ボクシングのディフェンスの体勢から名付けられた「スウェイバックタイプ」の特徴は、くるぶしよりも前に骨盤が移動し、下腹部が前へ出ている姿勢です。骨盤が前に移動した分、バランスを取るために肩が丸まるので、頭が前に傾き下を向きやすい状態になります。また、胸をはりにくく、ヒザが曲がって伸びないのも特徴。このタイプになりやすい生活習慣は、「立位時に体重をかかと側で支えている」「膝を曲げることが多く、身体が丸まりやすい」などです。

 

まとめ

猫背を放置してしまうと、スタイルも崩れ、首凝り、肩凝りなど身体の不調を引き起こします。姿勢が気になる方や首凝り、肩凝りで悩んでいる方は、ご自分の姿勢を1度チェックしてみてくださいね。次回は、猫背を改善するエクササイズをご紹介します。

 

 

yumi(スポーツトレーナー)

トレーナーとしてプロアスリートから幼児までのトレーニング指導経験をもつスポーツ大好きな2児の母です。いろいろなエクササイズやストレッチをお伝えしたいと思います。