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5万人の調査結果、来春「福袋」は予算増加!トレンドは中身が見える福袋
2016年 11月 30日 22:45
いよいよ年末、ボーナスも入ると思うと、セールやお正月の初売りが気になり始めますね。今回は、来年の初売りと福袋の購入について、予算、予定購入数、購入理由などのアンケート結果をご紹介します。調査結果では、昨年よりも予算をアップしている人が多そう。2017年の初売り・福袋トレンドをチェックしてみましょう。
福袋の購入予算は昨年よりも2,000円アップ!
凸版印刷が運営する電子チラシサービスの「Shufoo!(シュフー)」が、全国の「Shufoo!」会員の男女57,979人と、一般の男女824人に行なった「初売りと福袋の購入に関する意識調査」によると、2017年の福袋1つあたりの購入予算は、1位が「5,000円~1万円未満(39.7%)」で、前年1位の「3,000円未満(34.1%)」より2,000円アップと、金額が上昇していることが分かりました。
購入理由は「お得感」と「欲しい商品が入っている」こと
次に福袋を購入する理由を聞いたところ、「定価よりも安く買える『お得感』がある」が不動の1位で 83.4%となり、支持率も前年に比べ16ポイントアップしました。一方、昨年2位だった「何が入っているのか分からない『ワクワク感』がある(36.4%)」は前年比9.1ポイント減となり3位に。反対に「中身が見えて欲しい商品が入っている(38.4%)」が11.7ポイント増えて2位となりました。福袋のトレンドは、ワクワク感を楽しむ購入から、単価は高くても欲しい商品を購入する傾向に、移っているようです。
初売り・福袋の購入方法はネットが2倍に増加
また、初売りや福袋の購入方法は、1位が「店頭に並んで購入(72.1%)」、2位が「インターネットで購入(16.2%)」、3位が「事前予約して店舗で購入する(8.9%)」となりました。インターネットでの購入は2割未満とはいえ、前年の2倍に拡大しています。また2016年には、初売りや福袋の購入にあたり「情報収集をしない」と回答した人が40.7%いましたが、2017年は30.3%と前年より10.4ポイント減少し、事前に中身や価格等を調べ購入検討する人が増えていることが明らかになりました。
4人に1人が、初売りに行く予定
2017年の初売りに行く予定があるかという質問には、26.6%の人が「行く予定」と回答。4人に1人が初売りに行くことを計画していることが分かりました。
福袋の購入予定は、5人に1人
また、福袋の購入予定を聞くと、18.3%が「買う予定」と回答。初売りよりは少ないものの、およそ5人に1人が購入を予定していました。
購入予定は「衣料・ファッション」がダントツ
初売りで購入を予定しているものを、一般の人824人に聞くと、「衣類・ファッション用品(75.8%)」がダントツに。次いで、「食品・飲料(32.0%)」「日用品・生活雑貨(23.3%)」が続きました。冬物衣料でも値が張るコートなどは、初売りで探す人も多いのかも知れませんね。
東日本では「セール」に期待集中、西日本の傾向は?
また、「初売りへの期待」を東・西日本で比較してみると、東日本は「セール(バーゲン)」が87.4%、「福袋」が50.4%と37ポイントの差があるのに対し、西日本は「セール(バーゲン)」78.3%、「福袋」58.7%と差は19.6ポイントと縮まり、「福袋」への期待度が東日本よりも高いことが分かりました。東日本では百貨店で元値が高い商品をセールで購入する人が多い一方、西日本では百貨店の福袋とショッピングモールでのセールと組み合わせるといった、異なる傾向が伺えます。
福袋の購入予定数は?
福袋への期待度の東西の差は、購入予定数にも表れました。福袋の購入予定数を聞いた回答では、東日本は「1個」(38.4%)が最も多かったのに対し、西日本は「2個」(41.8%)が最も多い回答となり、複数の福袋を購入したいと思っている人が多いことが分かりました。
まとめ
Shufoo!に掲載したチラシを集計すると、年間で1番多いキーワードは「クリスマス」だそうですが、2番目に多いのが、「初売り・福袋」に関連するキーワードなのだそう。「初売り・福袋」が、盛り上がるイベントなのが分かりますね。今年のトレンドに合わせて、欲しいものをチラシや検索などで事前にきっちりチェックして、賢い買い物をしてみませんか。
◇電子チラシサービス「Shufoo!」、初売り・福袋に関する調査(凸版印刷)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000005565.html