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【整理整頓を始めよう42】ついつい溜まる「紙袋」、適正量を維持するコツ
2016年 8月 4日 06:30
整理整頓の訪問サービスをしていると、必ずと言っていいほど大量処分の対象になるのが紙袋です。今回は、ついつい溜まってしまう「紙袋」について、収納と適正量の維持のコツをご紹介します。雪崩を起こすほど溜め込んでいる人も大丈夫。簡単に解決できます。
日本人女性は「紙袋」が大好き!
ブランドショップの紙袋は昔から人気ですが、最近ではオーガニックショップやコーヒーショップの紙袋もブランド化していて、女性の紙袋フェチは留まるところを知りません。結婚式など小さなハンドバッグで外出するときに、入りきらない荷物をブランドショップの紙袋に入れる姿は日本独特。日本人女性は紙袋に自分のライフステージを反映させる傾向があるようです。あればあったで便利ですが、冷蔵庫の保冷剤のようについつい溜まってしまう「紙袋」は、無尽蔵に増やさないために保管ルールを作りましょう。
各サイズ「5枚ずつ」で大丈夫
保管ルールはいたって簡単。「各サイズ5枚ずつ」と枚数上限を決めるだけ。サイズ分けは、人にもよりますが3〜5種類ぐらいでしょう。たくさん溜めてきた人からすれば、不安になってしまう数かもしれませんが、大丈夫。必ずまた何らかの形で、新しく紙袋が入ってきますし、紙袋でなければ困る、ということもほとんどありません。この機会にストックしている紙袋を全て出して、各サイズ5枚ずつに絞ってみてください。相当な量の紙袋を溜めていたと気付くでしょう。
入れ物の大きさを先に決める
次に収納方法をご紹介します。「5枚ずつ」と決めても、ついつい増えてしまいがちな紙袋は、収納する入れ物の大きさを先に決めてしまいます。「このカゴに入る分だけ!」と総量が決まっていれば、あふれる心配もありません。
ウォールラックでサイズごと収納もおすすめ
紙袋の収納では、大きさの区別が分かるように仕切りを作ることも大切。新聞や書類を仕分けする「壁掛けタイプ」のラックで、見せる収納にしてもいいですね。
◇IKEA(イケア) KVISSLE 40198018 ウォール 新聞ラック, ホワイト
紙袋を家へ持ち込まないのも大事
整理整頓では、「過剰なストックを処分」して、家族全員が「取り出しやすくしまいやすい環境」を整えますが、次のステップでは「余計なものを家に入れない」ことも重要です。買い物のときお店の人が入れてくれる紙袋は、不要であれば最初から断りましょう。エコバックを持つよう心掛ければ、もらった紙袋をいくつも持って歩くよりスマートだし、限りある資源を大切にもできます。ちなみに、このエコバッグも溜まりやすいアイテムです(笑)。こちらも枚数を決めて所有しましょう。