義父母への「手土産」人気はケーキ！義父にはお酒や肉・加工品も

夏の帰省の手土産はお決まりですか。今回は、義父母へ聞いた喜ばれる帰省の手土産に関する調査結果をご紹介します。平均金額や、喜ばれる食べ物、義父が欲しいものに加え、地域別の「もらったら嬉しい手土産ランキング」もご紹介しますので、今年の手土産に悩んでいる方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

義父母の手土産希望は平均2,373円、70％が満足してくれてた！

ぐるなびが運営する、秘書のためのサポートサイト「こちら秘書室」が、配偶者の実家へ帰省している20代以上既婚者1,000人と、子どもの配偶者が帰省してくる義父母（舅・姑）640人へ行なった調査によれば、姑と舅が希望している手土産の金額は2,373円で、持参する側が妥当と考えている手土産金額平均2,633円を260円下回りました。また、持参した手土産について、「とても喜んでくれていると思う」と感じている夫婦は35％ですが、受け取る側の舅・姑は70％が「とても嬉しい」と回答。持参する側が思っている以上に帰省土産は喜んでもらえているようです。

嬉しいポイントは「味」「好きなジャンル」「地域の名産品」

食べ物・飲み物の手土産について。持参する側の夫婦が気を遣うポイントと、舅・姑が気遣ってもらいたいポイントをそれぞれ聞いたところ、双方ともに1位は「味の好みにあった商品」でした。また、持参する側よりも、舅・姑が気遣ってもらいたいと感じている項目は、「好きなジャンル（の食べ物）」、「地域の名産品」「季節にあったもの」「店舗限定品」などとともに、「添える言葉」「渡すタイミング」などが挙がりました。 

もらって嬉しかった手土産ジャンルは洋菓子

配偶者の実家へ実際に「持って行ったことのある手土産」を聞いたところ1位は和菓子（68.4％）でした。一方、 舅・姑に「もらったら嬉しい手土産」を聞いたところ1位「洋菓子（54.7％）」、2位「和菓子（47.5％）」、3位「飲み物（42.8％）」の順に。「年上の人には和菓子を」と思いがちですが、洋菓子の方が人気がありそうです。

もらって嬉しい手土産1位は舅・姑とも「ケーキ」

次に、もらいたい手土産を舅・姑それぞれに聞いたところ、舅・姑ともに「ケーキ」が1位。姑の2位は「その他焼き菓子」、3位には「まんじゅう」と、甘いものが続きます。一方、舅の2位は「日本酒」、3位には「肉・加工品」と、お酒や甘い物以外の食品がランクインしました。

「別のものが良かった」と思っているのは少数、50代以下の舅

舅・姑に、「別の手土産が良かった」と思ったことがあるかを聞いたところ、舅・姑ともに7割以上が「全くない」と回答。おおむね満足していることが伺えます。一方、「よく思う」と回答した人は全体の2.2％、「たまに思う」人も21.3％と少数派。ちなみに、「たまに思う」という回答が最も多かったのは50代以下の男性（30.8％）でした。

舅を喜ばせるには、お酒、お肉と魚の加工品！

50代以下の舅の手土産への満足度が低いことを鑑み、帰省する夫婦が「持参したもの」と舅全体が「もらって嬉しいもの」の差を確認したところ、大きな差がみられたのは「ワイン」「肉・加工品」「日本酒」「魚介・加工品」「焼酎」でした。舅の満足度を上げるには、スイーツ以外のお酒、お肉や魚の加工品を手土産に選んでみるのもいいかもしれませんね。

もらったら嬉しい手土産ランキング、地域による違いはある？

次に、舅・姑に聞いた「もらいたい手土産」を地域別に集計したところ、北海道東北では「魚介・加工品」が、九州では「カステラ」が1位になりました。地元にないものをもらえると嬉しいと思うものの、北の地域では海の幸が、カステラ本場の長崎がある九州ではカステラと、地元の美味しいものも喜ばれる傾向がありそうです。

◇和菓子より洋菓子、舅の満足度アップには肉・加工品、酒も姑・舅がもらいたい『帰省の手土産』調査レポート（ぐるなび）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000577.000001511.html