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【整理整頓を始めよう40】夏休みは家族で整理整頓、自由研究課題にも!
2016年 7月 21日 06:30
子どもたち待望の夏休みですが、ママは食事の支度や片付けに追われ、正直なところ面倒が増えると思っていませんか。今回は、子どもがいるこの時期だからこそ家族みんなでやってみる整理整頓アイデアをご紹介します。遊びの要素を盛り込みながら取り組めば、子どもも楽しめ、夏休みの自由課題の工作にもなりますよ。
ママだけが頑張らず、家族で整理整頓
復習になりますが、家が片付かない理由は下記の2つに集約されます。
- 家の中に物が多く、物であふれ返っている
- 物をしまう場所がない、または決まっていない
我が家もそうですが、「ママが頑張って片付けても、すぐに家族が散らかしていく。そしてママはいつもイライラいている」というのは、よく見る家庭の光景です。パパは仕事、子どもも塾や習い事で忙しいとなると、結局ママの負担が大きくなりますね。夏休みは、家族全員の時間と心に少し余裕が生まれるタイミング!利用してしまいましょう。とは言え、「お家を片付けるよ!」には子どもも嫌がります。声掛けは「ラベリングするよ!」です。
先に収納場所を決めて、合わない物を処分
連載の第1回目で、「整理」とは必要な物と不要な物を分けて捨てること、「整頓」とは使いやすい場所にしまうこと、とお伝えしました。今回は、子どもと一緒でも作業がしやすいように、先にしまう場所を決めて「整頓」しながら、そこにふさわしくない物を「整理」していきましょう。それには、ラベリングが一番です。ママだけが分かっているのではなく、子どももパパも目で見て分かることが大切。各自がバラバラな場所の作業をせず、親子で話し合いながらしまう場所を決めて、ラベリングします。ですが使い始めてから、違う収納方法や場所が便利だと気付くことも多いので、最初からしっかりしたラベルを貼らずに、まずは養生テープやマスキングテープ、付箋やカードなどで仮ラベル作るところから始めることをおすすめします。
子どもが作業に飽きないように、時間か場所を区切って
あとは、子どもたちが作業に飽きてしまわないように「今日は◯時までね!」「今日はこの引き出しの中ね!」と時間か場所を区切って作業することも大切です。未就学児のお子さんは、絵や写真を使いつつ文字も書いてあげると、文字学習にもなりますね。またラベルではなく、例えば紙をハサミの形に切り抜いて定位置に貼り付け、しまうときはハサミを切り抜きの上に置く、という方法も小さなお子さんには有効です。しまう場所が目で見てすぐ分るようになっていれば、子どもでも元に戻しやすくなります。
整頓からラベル作りまで、子どもの夏休みの自由研究にも
小学生であれば、この整頓からラベリング作業を夏休みの自由研究にするのもいいかもしれません。仮ラベルを作り、いらない物を捨て、収納し直し、使いやすさを実験し、本ラベルを作成する工程をビフォーアフターの写真を交えて資料を作れば、立派な自由研究・工作になるはずです。ラベル作りは、自分で絵や文字を書いたり、ネットにあるテンプレートを元にしてパソコンで統一感を出して作ったりと、その子が得意で楽しめる方法を一緒に考えてあげましょう!今年の夏は、家族みんなでスッキリしたお部屋作りにチャレンジしてみてください。