暮らし
現役保育士のアイデア、雨の日は思い切って「外遊び」遊び方と事前準備
2016年 7月 9日 06:30
梅雨の時期は、どうしても室内で過ごす時間が多くなってしまうので、子どもたちにもストレスがたまってしまいます。そんなときこそ思い切って外へ出てみませんか?事前準備をしっかりして外へ出れば、思いの外、楽しい時間が過ごせますよ。事前準備や遊び方を、小中学生の子どもをもつ現役保育士がお伝えします。
出掛ける前が重要!帰宅後の必要グッズを事前準備
雨のお出掛けから帰ったときに、家中が濡れてしまうと片付けに疲れてしまいます。そこで、足ふきマット、タオル、着替え、お風呂の準備をしてから、お出掛けしましょう。事前に準備しておけば、帰ってからの流れがスムーズにいき、雨のお出掛けでも思い切り遊ぶことができますよ。
レインコートと長靴で特別なお出掛け気分
いつもと違って、雨の日にレインコートを着て長靴を履くだけで子どもは嬉しいもの。ワクワクしているのが大人にも伝わるほどです。もしまだレインコートや長靴を持っていないのであれば、お子さんと買い物に行き、選んでもらいましょう。自分で選んだというだけで、雨のお出掛けも楽しみになりますよ。
いつもと違った発見ができる雨の日のお散歩
雨の日はいつもの道も違って見えます。葉っぱ、花、公園、生き物。子どもにとっては見るもの全てが新鮮です。水たまりをバシャバシャしたり、手で触ったり、においを嗅いでみたり。雨に濡れた葉っぱや花は生き生きとして見えるのも不思議です。アマガエル、カタツムリ、アメンボなど、この時期みられる生き物を探してみるのも楽しいですね。
いろいろな形の容器で楽しむ雨遊び
いろいろな形の容器を準備して、たくさん雨が降るときに外に出してみてください。容器は、ガラス、陶器、アルミなど素材が違う方が楽しめます。容器の形や大きさで、水が溜まり方が違う様子は、眺めているだけでも、子どもたちには発見があります。また雨の降り方によって、容器に当たる雨の音が変わるのも楽しいものです。さらに、草や花を浮かべてみたりといろいろな楽しみ方ができますよ。
まとめ
梅雨で雨が続くと憂鬱になりがちですが、思い切って雨の外に一歩飛び出してみれば、意外な発見があります。子どもはいろいろな体験を実際にしてみることで、知的好奇心が育まれます。また水が苦手なお子さんも少し雨に濡れるくらいなら大丈夫なことも多いものです。夏のプールに向けて少しずつ水に慣れるきっかけにしてもいいですね。いつもとは違う雨の日を、ぜひ親子で一緒に楽しんでくださいね!