暮らし

ママの育児がもっと楽になる「子ども早起き」させるための3つのポイント

お子さんのぐずり、もしかしたら「生活リズムの崩れ」が原因かもしれません。そこで今回は、生活リズムを整える「早寝早起き習慣」ができるようになるポイント3つをご紹介します。子どもが早寝早起きできるようになると、実はママの育児も楽になるんですよ。子どももママも一日元気に過ごせるコツを、小中学生の子どもを持つ現役保育士がお伝えします。

 

早寝早起き習慣のメリット

園で子どもたちと接していると「朝から元気がない」「ごはんが食べられない」「ぐずりが多い」「昼寝ができない」など、生活リズムの崩れから、一日を元気に過ごせない子どもが増えていると実感します。反対に、早寝早起き習慣が身に付いて生活リズムが整っている子どもは、朝から活動的で、ごはんもしっかり食べられ、ぐずりも少なく、一日楽しく活動できるようです。早寝早起き習慣が身に付くと、子どもの生活が快適になるだけでなく、子どものぐずりも減るで、ママの子育ても楽になるというメリットが。現代の忙しい生活では、生活リズムを整えるのもそんなに簡単ではないですが、少しずつできて、楽しく早寝早起き習慣が身に付くコツをお伝えします。

 

コツ1:早寝早起き、まずはスモールステップで始めよう

いきなり早寝早起きをしようと思っても、なかなか難しくて挫折しやすいものです。そこで、まずは「5分だけ早く寝て、5分だけ早く起きる」ことから始めてみましょう。それができたら、次は10分、15分……と少しずつ時間を長くしていくと、無理なく早寝早起きができるようになります。このように、少しずつ目標を達成していく方法を「スモールステップ」と言います。また夜8時就寝、朝7時までに起きるのが理想と言われています。

 

コツ2:朝日を浴びてすっきり目覚め

子どもを起こそうと思っても、なかなか目が覚めないこともよくありますよね。そんなときは、起こす30分ほど前から、部屋のカーテンを開けておくようにしましょう。明るい部屋で起きる習慣を身に付けると、だんだん自分で起きられるようになります。朝日を浴びると脳細胞が活性化するため、サッと起きられるようになるんですね。

 

コツ3:朝ごはんには好きなものを準備

眠いときになかなか起きられないのは、大人も子どもも一緒。そこで、朝ごはんもに子どもの好きなものを準備して、朝起きる楽しみを作ってみましょう。お子さんへ、前の日に朝ごはんのメニューを伝えておくと、起きる意欲につながります。お子さんにメニューを選んでもらうのも楽しいと思います。まずは朝ごはんの栄養バランスよりも、お子さんが好きなもの、簡単に準備できるもので十分です。そして、ママの好きな朝ごはんメニューもぜひ準備してみてくださいね。お子さんだけでなく、ママも笑顔になれる朝ごはんだと、朝早く起きるのが楽しみになりますね。

 

まとめ

早寝早起き習慣は、今回ご紹介したようなちょっとしたコツで無理なく身に付けられるもの。子どもだけでなくママも一日元気に過ごせる早寝早起き習慣、今日から始めてみませんか?

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。