暮らし
冷凍庫に眠っている「保冷剤」でDIY!「消臭剤」や「芳香剤」を作ろう
2016年 4月 22日 11:30
ケーキ屋さんなどでもらう保冷剤、ついつい冷凍庫に溜まっていませんか?今回は、この保冷剤を使ってとっても簡単なDIY、消臭剤や芳香剤の作り方を紹介します。実は保冷剤の中身は、色を付ければ「きれいな消臭剤」、香りを付けて「芳香剤」が作れちゃうんです。
準備するもの
- 保冷剤1つ(中身はジェル状、袋の内寸が45×90mmのもの)
- ビンなど口の広い容器
- 蛍光ペン(水性顔料のもの)や、水彩絵の具(色が濁ります)
- 割りばしなど、かき混ぜるもの
作り方1:容器の内側に色を塗る
保冷剤に着色するのが、ペンなら容器の内側を塗っておきましょう。全体に塗ると、しっかり色が付きます。絵の具の場合は、量はチューブから1mm出すか出さないか程度、ほんの少量で十分です。
作り方2:保冷剤を入れ、かき混ぜる
内側に蛍光ペンを塗ったビンへ、保冷剤の中身を入れます。保冷剤を入れるときは、袋の端をハサミで切って絞り出すと、手が汚れずに済みます。ビンに保冷剤を入れたら、割りばしでかき混ぜましょう。ビンの内側に塗った蛍光ペンの色が保冷剤に混ざり、きれいな色に変わっていきます。
出来上がり
お好みでビンの中に、ビーズやスパンコールなどを入れて、飾り付けを楽しんでもいいですね。今回は、同系色のビーズを入れ、さらにビンの中の保冷剤が簡単にこぼれないように、布をかぶせて麻ひもを結びました。通気性を保つために、布の上部に錐で開けた小さな穴が6か所あります。
アロマオイルを加えて芳香剤に
芳香剤は、保冷剤と一緒にエッセンシャルオイルやアロマオイルを適量入れ、かき混ぜるだけで出来上がります。今回は、小さい保冷剤(40g)に対してアロマオイルを4滴入れました。量は、オイルによって香りの強さが違いますので、お好みで調節してくださいね。
設置場所の注意や、替えどき
室内で、ペットを飼っている場合や、小さいお子さんがいるご家庭では、保冷剤を誤飲することも考えられるので、手の届かない場所など、十分気を付けて設置してくださいね。消臭剤としては、保冷剤の水分が飛んで、カピカピに乾いたら替えどきです。芳香剤は、カピカピになっても、水を入れて混ぜ、香りが足りないようでしたらアロマオイルを足すと再生しますよ。
なぜ、保冷剤が消臭剤になるの?色を付けるときの注意点
保冷剤の中身は、オムツに使われている高吸水性ポリマーと同じ素材です。表面の凹凸に臭いが吸着することで消臭剤として機能してくれます。絵の具などと混ぜて使うと、この凹凸部分が多少塞がれる可能性があり、消臭効果が変わることもあるようですので、色や香りはお好みで調節してみてくださいね。