暮らし

我が家はママトコ♪子どものヘアカットにチャレンジ!<基本の切り方>

子どもの髪の毛が伸びてきたな……と思ったら“ママトコ(ママさん床屋)”を始めてみましょう。今回は、子どもの髪の毛を自宅でカットするために、知っておきたい基本カットのコツご紹介します。子どもの髪の毛は失敗してもすぐ伸びるうえ、小さければ本人もあまり気にしないので、気負わずトライしてみてはいかがでしょうか? 

 

覚えておきたい基本カットと、用意する道具

始めてのヘアカットなら、まずは前髪を揃えてみましょう。基本カットは3ステップで行ないます。

1. 長さを揃えて真っ直ぐにカットする
2. 毛先を斜めにカットしてラフに仕上げる
3. すいて軽くする

用意する道具は、ハサミ、すきバサミ、クシの3つ。切った毛が服に付かないように、子どもの首にはタオルを巻いてケープ羽織らせましょう。ケープがなければ、レインコートやウインドブレーカーなど、付いた毛が落ちやすい素材のものならOKです。それでは、カットのコツをご紹介します。

 

ステップ1:クシで梳かしながら指で挟んで長さ調節

まずは真っ直ぐに切り揃える方法を覚えましょう。右利きの人は右手でクシを持って、切りたい分量の髪をすくい取り、左手の人差し指と中指で髪を挟みます。挟んだ指は髪を切る位置までスライドさせます。クシを左手に持ち替え、右手でハサミを持ち、挟んだ指の腹にハサミを沿わせるように、真っ直ぐにカットします(写真)。

前髪の場合は、髪を持ち上げず指で挟み、指をおでこにつけた状態で希望の位置までずらして長さを確認します。切るときは、髪から指がずれないよう持ち上げてカットします。指で髪の毛を引っ張っていますので、希望の長さより長目にカットしましょう。様子を見ながら、少しずつ数回に分けてカットすると失敗が防げますよ。

 

ステップ2:毛先を斜めにカットして自然な仕上げ

ステップ1で長さを揃えたら、毛先を軽くして自然な雰囲気にするために、毛先の2cmほどへ斜めにハサミを入れていきます。このときも髪はクシで梳かし、毛先2㎝くらいを残したところで指を止め、指の腹に向かって縦にハサミを入れて切ります。軽いギザギザが入って自然な仕上がりになります。

 

ステップ3:すきバサミを上手に使って軽い印象に

毛先を、ステップ2よりもラフに仕上げたい場合は、すきバサミを使いましょう。頭の頂点から縦に髪をすくい、クシをあててから指で髪を挟みます。毛先から3〜5㎝ほどの位置にすきバサミを軽く1回入れて、クシで梳かします。1回切るごとに毛から手を離して、様子を見ながら少しずつカットしましょう。すきバサミを横向きに使うと、不自然な段々線が入ってしまうので、「スキバサミは眉毛と平行に入れない!」と、覚えましょう。

 

ステップ4:全体を軽くしたい場合のすきバサミの使い方

全体を軽く仕上げたいときの、すきバサミの使い方をもう1つご紹介します。全体の長さを整えたあとに、重く感じるところがあれば、毛束を少し取って軽くねじります。ねじった髪の半分より毛先の位置に、ねじった方向と逆向きにの斜めに2〜3カ所スキバサミを入れます。すきバサミを入れたら、その都度クシで梳かして様子をみながら、全体的にすいていきましょう。

 

まとめ

最初は自己流だったので、切りすぎてしまう失敗もありましたが、めげずに子どものヘアカット本を読み、プロの技も参考にして、最近は「上出来!」と自画自賛しています。みなさんも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

sawaya

だいたいマジメ、ときどき脱力。
芸大卒、好奇心旺盛でハンパなモノ作りが得意です。
しっかりものの長女、マイペースな長男、ヤンチャな次男の育児を楽しんでます。