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お正月の「コマ回し」は縁起物。子どもと手作りして、回してみませんか?

お正月休みは、伝統的な遊びを通して子どもに日本文化を伝えるいい機会ですね。今回は、ペットボトルのフタでコマを作って、子どもたちと一緒に遊んでみまましょう。正月飾りの祝い独楽(コマ)によく使われている赤、黄、緑、紫、黒は、長寿を授け、災いを払う色と言われていて、子どもの健やかな成長を願う気持ちが込められているそうですよ。

 

ペットボトルのフタで作るコマの作り方 用意するもの

・ペットボトルのフタ

・爪楊枝

・折り紙/マスキングテープ/油性ペン

・リボン(1.5mm幅)なくても可

・キリ

・ハサミ

・のり

ペットボトルのフタを飾る

ペットボトルのフタの大きさに切った折り紙を、のりでペットボトルのフタに貼り付けます。側面には、のりでリボンを張り付けましょう。色を塗ったりシールを貼ったりしてもいいですね。色を付けると、回したときに、柄の変化が楽しめます。

 

ペットボトルのフタに穴を開ける

キリで、ペットボトルのフタの中心に穴を開けます。あとで差し込む楊枝が外れないように、穴はきつめがいいので、爪楊枝を刺して、確認しながら穴を大きくしましょう。コマが上手に回るには、フタの中心に穴を開けるのがポイント。ペットボトルの中心は、裏から見るとすぐわかる場合があるので、その場合は裏からキリで穴を開けてください。裏に印がない場合は、表側からフタの直径の半分に鉛筆で印を書いて、キリで穴を開けましょう。ペットボトルのフタは直径が3cmほどなので、中心はその半分、だいたい1.5cmのあたりです。

 

爪楊枝を通して、先をはさみで切り落とす

できあがったコマは、楊枝の持ち手の方を床につけて回します。爪楊枝は、穴を開けたフタの内側に尖った方から差し込みましょう。そのまま爪楊枝の持ち手の溝のあたりまで差し込み、尖った部分をハサミで切り落とします。フタの下側の楊枝が長いと回すのが難しくなるので、短めに。

 

完成

フタより上側の楊枝の長さは、お好みで調整してください。慣れてきたら、フタの位置を上げて下側の楊枝を長くすると、難易度が上がって違った楽しみ方ができますよ。

 

アレンジ1 プラス紙皿コマ

紙皿に絵や模様を描いたものを基本のコマの上部に貼り付けてみました。紙皿を半分に曲げ、その中心に軽く折り目を付ける作業を、場所を変えて2回すると中心に十字の折り線がつくので、そこに穴を開けて、楊枝に差し込みます。切込みを入れても面白いですね。

 

アレンジ2 でんでんコマ

基本のコマ上端に、端にビーズを付けたヒモを貼り付けてみました。作り方は、玉結びにしてから3cmに切ったヒモにビーズを通し、結んでいない端をフタ側面へセロテープで貼り付ければOK。セロテープの上からマスキングテープを貼って、セロテープを隠してしまいましょう。

 

やまも

最近、子どもと折り紙をよく作るようになりました。
「お得」「簡単」「時短」が大好きな
ズボラ主婦です。
「子どもと過ごす時間が楽しくなる」記事を書けるように心がけてます。
色彩について勉強中。
アシスタント・カラーコーディネーター取得。