暮らし
【整理整頓を始めよう10】「無料」と「安カワ」の誘惑で物を増やさない
2015年 12月 24日 11:00
「無料で○○プレゼント!」「1個おまけ」「なくなり次第終了!」とチラシが入ると、お店の前には開店前から大行列ができて、びっくりすることがありますね。つい魅せられてしまうのも、分からなくはありませんが、このお得感が落とし穴。不要な物を家の中へ簡単に入れてしまうことに繋がります。
入り口は「狭き門」に
家の中に不要なものが増えないためには、整理整頓するより手前、家に物を入れるときの見極めが大事になります。整理のときと同じく「必要なものか、今使うものか」をハッキリ線引きしましょう。入り口を狭き門にしておけば、不要なものが入って来なくなり、結果的に日頃の整理にも時間がかからなくなります!
タダの誘惑に乗らないで!
子どもの頃、みんなが大好きだったおまけ付きのグリコのキャラメル。おもちゃもキャラメルも楽しめて、子どもにとっては宝箱のようでした。タダで付いてくるおまけは大人も大好き。ビールケースに油やグラスが付いてきたり、食パンのシールを10枚集めるとお皿がもらえたりしますね。でも、そのおまけ本当に必要ですか?
キャラクターグッズ付き、友人からのもらい物、銀行の粗品など、わざわざ買おうと思っていなかったものが要注意です。タダだからと言わず、「必要かどうか」を見極めて、不要なものは「いりません!」と入り口で断りましょう。
「安カワ」にも負けない!
タダではないけれど、注意した方がいいのが安くてカワイイもの。100均や300均、IKEAなどを覗くと「え〜!カワイイ〜!しかも安い!」という品にたびたび遭遇します。女性が大好きなこの「安カワ」も要注意です。
結構カラフルで目立つものが多く、インテリアのテーマに合っていないと、お部屋の統一感がなくなりごちゃごちゃした印象にも。また耐久性もお値段なりなので、長く使えず捨てる羽目になったりします。みなさんも経験があるのではないでしょうか?
「安いから、いらなくなれば捨てればいいや」と思っていても、一度手に入れたものはなかなか捨てられないのが人の心理。今使う、本当に必要なものでなければ買わしないと決める方が簡単ですし、資源やお金の側面からもおすすめです。
まとめ
使っていない不要なものに囲まれ窮屈な暮らしをするか、狭いながらも必要なものがスッキリと整理され清潔な暮らしをするかは、最初に家にものを入れるときの判断にかかっています。誘惑に負けずに、自分が満足するお気に入りの物だけに囲まれた生活に、豊かさを感じられるよう意識を向けていきましょう。