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子どもの将来のために!きちんと教えていますか?お箸のNGマナー10選
2015年 12月 2日 16:00
お箸の使い方はqufourの「入学前に身につけさせたいことランキング」の上位にもなっています。お箸のマナーにはちゃんと意味や理由もありますし、みんなと楽しく食事できるスキルは、子どもにとっても大切ですよね。みなさんは子どもにきちんと正しいお箸の使い方を教えられていますか?この機会に、お箸の持ち方がマナー違反になっていないか確認してみましょう。
くわえ箸
お箸をくわえて、手でほかのことをするのは、お行儀が悪いし、危ないですね。お箸は口にくわえるものではないことをしっかり教えていきましょう。
ねぶり箸
お箸の先を口に入れて、ペロペロなめるのは、見ていて気持ちのいいものではありませんね。お箸の先についたものを、なめ取るのも避けたいものです。食事の際には先ず汁物から頂くようにすれば、箸先が濡れて米粒などがくっ付きにくくなりますよ。
迷い箸
料理を取るのを迷って、あちこち箸を動かすことを迷い箸といいます。ご馳走が並んでいると、子どもがついやりがちなことの一つです。まず何を取るか決めてからお箸を使うように注意しましょう。
振り上げ箸
子どもはお話に夢中になると、身振り手振りでお箸を持ったまま熱心に話しはじめますが、危ないことからも分かるとおり、マナー違反です。隣の人にケガさせてしまうかもしれないし、熱い料理をこぼしてしまうかもしれません。これは、きっちり教えておきたいマナーですね。
刺し箸、つき箸
お箸の扱いに慣れていない子どもがやりがちですが、料理をグサッとお箸で刺して食べるのはマナー違反です。食べにくいものでも、頑張ってお箸で挟めるように励ましてあげてください。
なみだ箸
お箸の先から料理の汁をしたたらせることを、なみだ箸と言います。ポタポタ汁が垂れていては、テーブルも服も汚してしまいますし、見ている人も不快ですよ。
ちぎり箸
料理を食べやすく小さくするために、お箸を1本ずつ持ち、ナイフとフォークのように料理を切る事もマナー違反です。箸は2本で対になっているものなので、両手で1本ずつ持ってはいけないことをきちんと教えていきましょう。
せせり箸
子どもはあまりしないと思いますが、お箸で歯の掃除をすることをせせり箸と言います。見ていて、とても不快な気持ちになりますよね。お行儀が悪いので注意しましょう。
持ち箸
お箸を持った手で、同時に器を取ることを持ち箸と言います。お箸の扱いに慣れた大人でも、鍋や大皿料理のときについやってしまう事があるのでは?これもお箸の持ち方としてマナー違反なので、大人も気を付けないといけないですね。
寄せ箸
お箸で器を手前によせることを寄せ箸と言います。ものぐさで横柄な態度に見えることからNGとされてます。一旦お箸を置いてから手で器を取り寄せるように教えたいですね。
その他、お箸の持ち方やマナー違反のアレコレ
「お箸は先の3センチ以上は汚してはいけない」と言われますが、確かに、そうなるように気を付けていると品よく食べられます。また「箸で人を指さない」というのは、危ないし、無礼な印象を人に与えます。また割りばしを使うに、箸を左右にして割ってしまう人も多いですが、横向きにして上下に割るというのがマナーです。左右に割ると勢いがつきすぎて隣の人にぶつかったり、器にあたって料理をこぼす可能性があるからです。さらに、割りばしを割ったあとに出る木のカスを取るために、箸どうしをこすり合わせるのもマナー違反。「木のカスが出る粗悪な箸だ」というアピールに受け取られてしまう場合があり失礼なので、あらたまった席ではやらないよう注意しましょう。
まとめ
お箸のマナーはたくさんありすぎて、正直気が遠くなってしまいます。でも、周囲の人が不快になることや危ないことが、マナー違反になっていることがほとんどなので、やらないように子どもに教えておきたいですね。箸の持ち方の意味や理由を説明することで、子ども達が周りの人に配慮して思いやる気持ちを育くんでもらいたいものですね。