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風邪予防の基本!正しい「うがい」で効果アップ!
2015年 10月 24日 09:30
寒くなると流行り出す風邪やインフルエンザ。感染を防ぐために、学校や保育園など、毎日のうがいをすすめているところが多いですね。風邪やインフルエンザは、クシャミや咳などで空中に飛び散ったウイルスを吸い込み、一定以上増殖すると感染ということになります。免疫力があるのですぐには感染までいきません。感染する前に、正しいうがいでウイルスを洗い流しましょう。
正しいうがいの方法って?
口と喉は別々にすすぐのが、正しいうがいの方法です。いきなり喉を「ガラガラ、ペ」とうがいしてしまうと、口の中の菌を喉に運ぶことになるので気を付けましょう。実際の手順としては、手をキレイに洗ったら、水を口に含んで正面を向き口の中を「クチュクチュ、ペ」とすすぎ、口の中の細菌や食べかすを落とします。次に、水を口に含んで顔を天井に向けて喉を「ガラガラ、ペ」とすすぎます。この時「おー」と声を出すと、喉の奥のほこりやばい菌も取ることができますよ。
うがい薬はいつ使う?
日常的にうがい薬を使うと、悪い細菌から喉を守っている常在菌まで殺してしまう可能性があります。そのため、普段外から帰ったときなどは、水でうがいします。風邪を予防したいときも、水のうがいで十分です。うがい薬を使うのは、風邪が流行っている時期や、風邪を引いたかな?と思うとき、喉が痛いとき、体が弱っているときなどに留めましょう。
いつうがいすればいいの?お湯を使ってもいい?
うがいをするタイミングは、人混みや外から帰ってきたとき、空気が乾燥しているとき、朝起きたときが効果的です。またうがいは、水または少し冷たいと感じるぬるま湯で行うようにしましょう。お風呂の温度やそれ以上お湯を使ったうがいは、喉を乾燥させるのでNG。ただし、粘り気のある鼻水が出ている時は、お湯の蒸気で鼻の通りがよくなることがあります。
まとめ
毎日のうがいは水かぬるま湯、風邪が流行っている時や喉が痛い時にはうがい薬を使うようにしましょう。うがい薬がないときは、味噌汁程度の濃さ(3〜5%)の塩水でも効果があるといわれています。塩はどのようなものでも構いませんが、粒子が細かいと溶けやすいのでおすすめです。