暮らし
料理の基本「アク取り」!アクって取らなきゃダメ?どうやって取るの?
2015年 10月 19日 11:00
寒い季節、夕食にスープや鍋料理を出すご家庭も多いのでは?美味しいスープや鍋料理、煮物を楽しむには、面倒でもアクは取ったほうがいいと言われますね。アクが残っていると、スープが濁り、味にも雑味が混ざってしまうのです。でも実際、アク取りってどうすればいいのでしょうか?今回は、アクの取り方を三つご紹介します。
お玉やアク取りで
お玉や専用のアク取りでアクを取るときは、水を張ったボールを用意し、すくったアクをボールの中へ流し、お玉などを水で洗う、という作業を繰り返します。ボールの中の水が汚れたら取り替えましょう。また鍋が沸騰するとアクは真ん中に集まるので、沸騰した状態で取ると効率的です。「お玉ですくうとスープが減ってしまう!」という場合は、お玉一杯にアクと汁をすくい、キッチンシンクの上でお玉の表面をフッと吹いてアクだけを飛ばし、残った汁を鍋に戻すといいですよ。
キッチンペーパーをかぶせて取る
キッチンペーパーを1枚落としぶたのようにかぶせると、汁が染み込むのと同時にアクと余分な油が吸いつきます。キッチンペーパーは、汁が染みたらすぐに菜箸で取り出しましょう。入れっぱなしにすると、アクがスープに戻ってしまうので注意が必要です。アクが取り切れない場合は、何度かこれを繰り返します。
アルミホイルをかぶせて取る
キッチンペーパーと同じようにアルミホイルへアクをくっつけて取る方法があります。これはテレビでも裏技として紹介されたことのあるアク取り方法です。鍋の大きさより大きめにアルミホイルを切り、くしゃくしゃに揉んでから破れないように広げ、汁の上にかぶせるだけ。アクが、アルミホイルのシワの間にくっつきます。一度で取りきれない場合は、ホイルを水で洗いながら数回繰り返せば、きれいにアクが取れますよ。
まとめ
アクは、中火から強火で泡がブクブクしている状態で取りましょう。ただし、すぐにアク取りをしないと、浮いてきたアクがまた汁の中へ戻ってしまうので注意。アクを取ると、スープが澄んで見た目がキレイなだけでなく、味もすっきりして美味しくいただけますよ。