ビジネスべんり帖
悩んだらAmazonレビュー! マイクロソフト信者が、初のロジクールマウスに挑戦!! 意外と使いやすくて満足
2018年5月22日 07:30
もう15年も「マウスはマイクロソフト」と決めていた私。今はノートパソコンと一緒に、Bluetoothのモバイルマウスも持ち運んでいるのだけど、3個連続で半年で壊れるという憂き目に遭ってしまった。そんなわけでちょっと立ち止まって、違うメーカーのマウスを選ぶことにした。
メーカー名 | ロジクール |
---|---|
製品名 | Bluetooth マウス m557 |
実売価格 | 1,853円 |
Amazonレビュー高評価のマウスを探してみた!!
といっても、評判が良いものを選びたい。そこで、Amazonレビューの評価が高い商品を選んでみることにした。条件は、以下の通りだ。
・Amazon.co.jpで「Bluetooth マウス」と検索
・レビュー数が500以上
・★が3.5以上
・PC版ページで5ページ目までをピックアップ
「Bluetooth」と検索しているのに、USBの受信機を使うタイプのワイヤレスマウスが多数出てきてしまうのは何とかならないものか? ということはさておき、5月12日現在、該当商品は3つだった。
・ロジクール「Bluetooth マウス m557」(製品ページ、Amazon.co.jp)
・エレコム「M-FCC2BRSBK」(製品ページ、Amazon.co.jp)
・エレコム「M-XG1BBBK」(製品ページ、Amazon.co.jp)
そして「これからも日常的に持ち運びたい」「カチカチとしたクリック感がある方が好き」「新しいユーザー体験に慣れるのは、今は億劫」という、自分の好みと状況を考慮して、ロジクール「Bluetooth マウス m557」をチョイスした。
好みが出る使い勝手、違いはあるが意外と使いやすい
パソコン歴が20年を超えるというのに、ロジクールのマウスは初体験。さらにマウスというのは、感覚的な部分が多い、好みの差の出るデバイスだ。そんなわけで、ここからは「元マイクロソフトマウス信者&ロジクール初心者による、ロジクールの廉価帯マウスのレビュー」として読んでほしい。
さて、これまで使っていたのはモバイルマウスなので、他のモバイルマウス同様に高さというか厚みがあって、手を丸くして包み込むような感じで使っていたが、このマウスは比較的平らで手のひらを伸ばして使う。ここが一番の違いだ。慣れるまでは結構違和感があったが、慣れると悪くない。というより、もしかしたら逆に、手が疲れないかも? と思うほどだ。
ホイールの回転にも差がある。マイクロソフトのマウスは、ホイールがするすると回転して、カチカチと止まりながら回転する感覚がない。私はそこが好きで、むしろ勢いよく回転させて惰性を利用しながら、縦長の画面をスクロールしたりしていた。このロジクールの製品は、マイクロソフトのものより弱い力でもホイールを回転できる点は良かったが、やはり多少カクカクと止まりながら回転する。またホイールの下側には、Windowsキーがアサインされているのも特徴。このキーは、AltかControlキーあたりにアサイン変更できると嬉しいなあと、個人的には思った。
またクリック感にも違いがあった。マイクロソフトのマウスだけを使い続けていたときには気付かなかったが、ボタンを押してクリックするのに必要な力に差があり、ロジクールのものはかなり弱い力でもクリックできる。万が一、指の関節に難があるような場合には、ロジクールのものが使いやすいはずだ。
通常マウスは、左右から親指と薬指や小指で挟んで使うが、この指の定位置にも差があった。ロジクールのこの製品には、指を置く場所にへこみがなく平らなのだ。指の定位置が決まっていないのは、持ちにくいとも言えるが、自由な持ち方が可能で、手に故障があるときなどは、むしろ便利とも言えるはずだ。
ちょっと特殊!? 電池入れ替え法
以前使っていたマウスの電池は、裏側にわかりやすいタイプの電池フタがあって、それを開ければ電池にアクセスできた。が、このマウスはマウスの手首側にあるボタンを押すと、裏ブタ全体が外れるようになっている。
最初に電池を入れたときはちょっとビックリしたが、その構造のため単三形乾電池を2本入れられる。電池を2本入れられるということは電池交換の頻度が下がるということだ。
マウスの電池交換って、LEDの点滅で切れかかっているのがわかっていても、億劫になってしまうもの。交換頻度が低いというのは、ものぐさな私にはぴったりだ。といってもこれは、持ち運ぶという視点では重さが増すわけで、難しいところでもある。
というわけで、これまでとは形も使用感も全く違うマウスをチョイスしたものの、さすがにAmazonレビューの良い製品だけあって、総評としてはやはり使いやすかった。と同時に、ずっと同じ会社のものを使って来たけれど、たまには変えてみることの必要性にも気付く機会になったのだった。