941のイクメン徒然
第138回
実体験で学べる「子どもが体験するべき50の危険なこと」
2016年9月8日 07:00
まいどどうも! くしいです。
「お父さんイヤ!」と理由もなく父を拒否することが増えてきた娘。まだ3歳と5カ月くらいだというのにもう反抗期なの? 気まぐれで「イヤ!」と言われるだけでもお父さんは非常に悲しいので、本格的な反抗期になってしまったらお父さんの心臓は止まってしまうのではないかと思いますのでほどほどにしてください。
さてさて、今回は尊敬している先輩パパがオススメしてくれた本の紹介。この先輩はプログラミングなどに長けている方ですが、お子さんには「好きなものを自分の意思で選びとっていいよ」と伝えていて「親は判断基準を身につけさせるのが役割」という方針。そんな先輩が子どもと一緒に実践し、絶賛していたのがオライリージャパンの「子どもが体験するべき50の危険なこと」です。
公式サイトはこちら
▼ O'Reilly Japan「子どもが体験するべき50の危険なこと」
どんな内容かは説明文がわかりやすい。
--引用
さまざまな分野から選んだ50の活動を通して「本当の危険を見きわめる力」と「それに対処する力」を身につけるための書籍です。「ナイフを使う」「目かくしで1時間すごす」「強風の中で手作り凧をあげる」「やりを投げる」「ミツバチの巣を探す」「車を運転する」「指を瞬間接着剤でくっつける」などの活動を親子で行なうことで、道具を使う技術、とっさの際の身体の使い方、テクノロジーと社会の仕組みなどに関して、体験にもとづいた知識を得ることを可能にします。
--引用ここまで
完全に面白そうじゃないですか! 私は高校生が終わるまでずっとボーイスカウトをやっていたので、一般的にやらないような簡単なサバイバル術を学んだり、夏はキャンプしまくったり、冬はコンパスと紙の地図だけを渡されて知らない町を散策したりと色々やりましたが、この本はなかなか面白そう。
50の項目にはそれぞれ
・何をするか
・やるとどんな未来があるか
・かかる時間
・難しさ
・失敗すると最大でどんな悲劇がおこるか
・必要なもの
・どうやるか
・何に注意するか
がセットで書いてあってわかりやすい。最後には、自分がどう感じたか書き込むスペースがある。
これ自体を読んで実践して、ものすごく達成感があったりするわけではないだろうけど「これ以上やると危なそうだな」という物差しのようなものが子供の中に出来上がりそうという意味で、とてもよさそうな本という印象。実際に試してみることが出来るのは小学生になってからだと思うけど、それまで取っておきたい。
元々はアメリカで発行されたものなので「東京でこれは無理だろうな」というのがあって、そこは少し残念。自然が身近にない東京のほうが異様なのだけどもそれは仕方ないとして……。