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三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
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【年末特別企画】
私が選ぶ、今年の一台 ―編集スタッフ編

Reported by 編集部

 本日、本誌ライター陣に今年一年で最も気に入った製品を紹介してもらう年末特別企画「私が選ぶ、今年の一台」を公開したが、編集部でも「家電製品ミニレビュー」にて自ら使った製品の中から「今年の一台」を選んでみた。筆者編と合わせて、新年の生活に役立てていただければ幸いである。

   富士通ゼネラル「DAS-301R」 by 伊達 浩二
   ナショナル「ヒートポンプななめドラム NA-VR1100」 by 伊藤 大地
   東芝「HCD-6MJ」 by 正藤 慶一
   ナショナル「エアーリッチ F-PXC50」 by 阿部 夏子





並の空気清浄機とは消臭能力が違う ――富士通ゼネラル「DAS-301R」

富士通ゼネラル「DAS-301R」
 「家電Watch」の担当になってから、身の回りの人に購入相談を受ける機会が増えた。「~を買い換えたいのだけど」というパターンのほかに、「最近、何かお勧めの製品は」というパターンの問いかけも多い。そういう質問に対して、一番多くの人に勧め、しかもかなり好評だったのが、富士通ゼネラルの脱臭機「DAS-301R」だ。

 これは、細身のトールボーイ型をした機器で、脱臭に特化した空気清浄機といえる製品だ。

 最初はあまり期待しないで購入した製品だったが、並の空気清浄機とは消臭能力が違う。リビングルームに置いて、数時間動かしただけで、それまでどんなにニオイがあふれていたか、よくわかった。

 現在は、リビングルームとトイレに設置し、常時稼働している。自動モードにしておけば、センサーが自動的に強弱を切り替えて運転している。メンテナンスは月に一度のフィルタ掃除だけだ。

 この脱臭機があると、玄関を入った時に、動物を飼っている家に特有のニオイが、ほぼなくなる。ウチのトイレには、猫用トイレが置いてあるが、脱臭機のおかげでニオイが苦にならない。猫がトイレを使ったかどうか、ニオイではわからず目視で確認する必要があるほどだ。

 また、妻も私も、街角でタバコを吸っている人を見つけるのが早くなった。目で見る前に、鼻が見つけてしまう。かなり離れたところからでも、タバコのニオイと方向がわかるようになったのだ。これは、善し悪しもあって、禁煙室が指定できないホテルに泊まったときは、残留しているタバコのニオイが気になってしかたがなかった。以前は、ほとんど苦にしていなかったので、日常の無臭状態に鼻が慣れてしまったらしい。

 ペットを室内飼いしている方や、育児中の方など、日常的なニオイに悩まされている人にはとても好評なので、そういう方々に広くお勧めしたい。たぶん、期待を外すことはないと思う。現在「DAS-301R」を含めて3機種がラインナップされているが、基本的な消臭性能は大差がないので、価格とリモコンの有無で決めてよいと思う。

URL
  富士通ゼネラル株式会社
  http://www.fujitsu-general.com/jp/
  製品情報
  http://www.fujitsu-general.com/jp/products/deodorize/lineup/das301r.html

関連記事
家電製品ミニレビュー 富士通ゼネラル「DAS-301R」 (2007/05/09)
家電製品ミニレビュー 富士通ゼネラル「HDS-3000S」 (2007/11/13)
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(編集部:伊達 浩二)





ランニングコストを抑え乾燥機能をより身近に ――ナショナル「ヒートポンプななめドラム NA-VR1100」

ナショナル「ヒートポンプななめドラム NA-VR1100」
 この1年、最も役立った家電といえば、もう、これを置いてほかにない。ナショナルのななめドラム洗濯乾燥機「NA-VR1100」だ。昨年冬に子供が生まれたことが購入のきっかけだが、これがなかったらどんなに洗濯が大変だったか。

 乾燥機能が便利なのは今更言うまでもないことだが、1年経った今、振り返ってみて自分でも驚いているのは、乾燥機能を使い続けていること。購入当初は、「電気代が高くなるから、結局、自分で干すんだろうな」となんとなく思っていた。だがこの1年、毎日3回も洗濯から乾燥をこなすハードな使い方をしたが、「えっ! なにこの電気代!」と思ったことが一度もない。これはやはり、エアコンの技術を応用したヒートポンプによるところが大きいだろう。

 いくら便利な機能が付いていても、それがランニングコストに見合わなければ、使い続けることはない。そうした意味で、私にとってヒートポンプは「乾燥を毎日使えるようにしてくれた技術」と言っていいと思う。

 ちなみに、6kgを洗濯~乾燥したときの消費電力量は1,450Wh、電気代は約32円。これは各社の最新モデルと比べてもトップクラスの省エネ性能だ。ナショナルの最新モデル、「NA-VR2200」シリーズでは1,200Wh、約26円にまでランニングコストを下げ、省エネ性能では独走状態だ。

 乾燥機能をぐっと身近にしてくれたななめドラム。今後も我が家で活躍してくれることだろう。


URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=NA-VR1100
  洗濯機 関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/washer.htm

関連記事
家電製品レビュー ナショナル「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VR1100」(2007/07/19)
そこが知りたい家電の新技術 ナショナル「ななめドラム洗濯乾燥機」 (2007/01/10)
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(編集部:伊藤 大地)





市販のコーヒーを“本来の味”へと進化させるコーヒーメーカー ――東芝「HCD-6MJ」

東芝「HCD-6MJ」
 今年の一台として、東芝のコーヒーメーカー「HCD-6MJ」を選びたい。

 理由は「市販のコーヒーでおいしいコーヒーが飲める」という単純なものだ。この製品、コーヒーの粉をふるいにかけて、雑味の元となる細かな粉末を取り除く「フリフリセパレーター」機構が特徴で、使う前はそんなに違うものかと思ったが、飲んでみると確かに違う。メーカーは味について「コーヒー本来の旨み」と表現しているが、確かに嫌な苦味や臭味が取り除かれたような、クリアな味わいが楽しめるのだ。

 何よりも、高級な豆や専用のコーヒーポッドなどを使わずとも、市販のコーヒーを使って、味をガラッと変えてしまうところに感動を覚えた。たまにフリフリセパレーターを使うのを忘れて、そのままドリップしてしまうこともあるが、味がまったく違うのですぐ気づいてしまう。本製品なくして、家ではコーヒーは飲めない。

 ところで、フリフリセパレーター自体は本体から独立しているので、実際にはコーヒーメーカー本体よりもこの付属品が活躍しているだけということになる。次回作では、この“フリフリ”を全自動で行なう機構を本体に搭載して欲しいところだ。

 「市販の食品をおいしくしてくれる」という観点ならば、本製品以外にも「ピザッキー」や、家電ではないが「パンウォーマー」といった製品も、その味の変わり具合で、驚きと喜びを与えてくれた。来年もそうした製品との出会いに期待したい。


URL
  東芝コンシューママーケティング株式会社
  http://www.toshiba.co.jp/tcm/
  製品情報
  http://www.toshiba.co.jp/living/kitchen_appliences/hcd_6mj/

関連記事
家電製品ミニレビュー 東芝「HCD-6MJ」 (2007/11/27)

(編集部:正藤 慶一)





風邪の予防にこの1台 ――ナショナル「エアーリッチ TL-LD130F」

ナショナル「エアーリッチ F-PXC50」
 私が選ぶ今年の1台はナショナルの空気清浄機「エアーリッチ F-PXC50」だ。

 F-PXC50は一人暮らしを5年続けて初めて自宅に導入した空気清浄機だったのだが、この1台を導入してから常に部屋の空気の状態を意識するようになった。

 本体のセンサーがホコリを感知すると、感知したホコリやニオイの度合いによって、内蔵されているLEDライトの色が変わるのだが、その色が目立つので部屋にいるときは常にそのライトが目に入る。

 LEDライトの色が「ホコリ大」を感知したときは「あ、そろそろ掃除機をかけなければ」と掃除を始めたり、自分で部屋の空気の状態をいつでも把握できるようになったのだ。

 実質的な効果として、本機を自宅に導入してからは風邪を引かなくなった。

 実は今年の前半は新入社員という立場ながら、体調を崩しがちで会社を休んでしまうことが続いてしまっていた。それがこの製品を自宅に置くようになってから長引いていた風邪がピタっとおさまったのだ。

 空気清浄機というとその構造上、本体サイズが大きめのものが多かったが、この製品は設置に必要な場所が約A4サイズとコンパクトで、一人暮らしの部屋に置いても無理がない。曲線を生かした女性らしいデザインも今までの空気清浄機にはなかったように思う。

 田舎で育った私は「空気を買うなんて考えられん!」と言い張ってこれまで空気清浄機の購入など考えたこともなかったのだが、空気をコントロールすることは自分の体調をコントロールすることにつながることなのだと実感させられた。

 世間ではこれからまたインフルエンザの嵐が吹き荒れそうだ。風邪予防に、また編集部の人間に迷惑をかけないためにも、まめにフィルター掃除をしてこれからも使い続けたい。


URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=F-PXC50
 空気清浄機/加湿器 関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/air.htm

関連記事
家電製品レビュー ナショナル「エアーリッチ F-PXC50」 (2007/11/19)
ナショナル、「気流ロボット」搭載の空気清浄機 (2007/08/06)

(編集部:阿部 夏子)






2007/12/27 00:05

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