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家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」

~空気清浄/加湿/除湿……1台7役を謳う“複合機”の実力
Reported by 平澤 寿康

クリエア7(セブン) EP-CV1000
 去年の夏が非常に暑かったこともあって、今年は花粉がかなり多く飛ぶと予想されている。すでに街中ではマスク姿の人を多く見かけるが、花粉症の人にとってはつらい季節がしばらく続くことになりそうだ。

 ところで、花粉症対策として活躍する家電といえば、やはり空気清浄機。もはや花粉症の人にとって必需品と言ってもいいほどの存在だ。イオンの放出機能や、加湿機能を備えるなど、年々多機能化が進んでいる。

 その中でも日立アプライアンスの空気清浄機「クリエア7(セブン) EP-CV1000」は、加湿に除湿にイオン機能など、特に多機能さがウリの製品だ。今回はこのクリエア7の豊富な機能をチェックしていこう。

メーカー日立アプライアンス
製品名クリエア7 EP-CV1000
希望小売価格110,250円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格50,498円


サイズは大きめだが、「複合機」であることを考慮すればコンパクト

 クリエア7の本体は、空気清浄機単体として見るならば大きい。本体サイズは398×293×648mm(幅×奥行き×高さ)で、同社の空気清浄機「クリエア EP-CZ30」は400×133×424mm(同)と比べると、ひとまわり大きい。また重量も約16kgと重い(EP-CZ30は約4.5kg)。

 このように大きく、また重いのには理由がある。それは、クリエア7には、空気清浄機としての基本機能である花粉やホコリ、ニオイなどを取り去る「空気清浄」機能に加え、冒頭で述べた通り「加湿」「除湿」という2つの機能も搭載しているからだ。

 当然ながら、加湿・除湿にはそれぞれ相応の設備を搭載する必要がある。クリエア7の加湿方式は、水分を浸透させた加湿フィルターに空気を通して加湿する「気化式」で、本体には加湿用のフィルターや、水を貯めておくタンクが必要になる。一方、除湿方式は、吸着剤に空気を通して空気中の水分をキャッチする「デシカント(ゼオライト)方式」で、吸着した水分を蒸発させるヒーターや、キャッチした水分を貯めるタンクなどが必要になる。

 空清機能に加えて、加湿機能と除湿機能を搭載するためのスペースが確保されているということが、クリエア7の本体が大きく重くなっている要因である。


本体側面。奥行きは293mm 右の側面下部にはタンクが取り付けられている。この水タンクは、加湿・除湿双方で共用する

 ただし、これはあくまでクリエア7を空気清浄機単体と比較した場合。空気清浄機に加湿器、除湿器がこれ1台に収納されているため、これらをすべて揃えるよりかはクリエア7一台のほうが当然省スペースになる。また、必要なときにそれぞれを取り出し、また使用後は収納する手間もかからなくなる。さらに、加湿用の水タンクと除湿用の水タンクを共用し、必要以上の大型化を防いでいる。

 各機能の能力に余裕があるという点も見逃せない。空気清浄機能の適用床面積は33畳(54立方m)で、これは前述のEP-CZ30の倍以上の数値となる。また、加湿の適用床面積は、木造和室で10畳(17立方m)、プレハブ洋室で17畳(27立方m)、除湿では木造和室で9畳(15立方m)、プレハブ洋室で14畳(23立方m)と、どの機能もかなりの余裕がある。これなら、10畳を超える広いリビングルームでも、各機能を余裕を持って活用できるだろう。


フィルターを通り、キレイになった空気を吹き出すルーバー リモコンが付属。離れた場所からも操作が可能 リモコンを収納するスペースも用意されている

脱臭能力はかなりのもの

本体上部の操作パネル部。クリエア7の特徴となる7つの機能を動かすボタンが並んでいる。操作ボタン奥にあるランプは、ニオイセンサーとダストセンサーがキャッチした室内の空気の汚れ具合を色で示す「クリーンモニター」
 クリエア7は、空気清浄機に加湿/除湿機能を盛り込むことで、その名の通り1台で7つの機能を実現するとしている。その7つの機能とは、「標準空清」、「強脱臭」、「加湿」、「肌保湿」、「除湿」、「衣類乾燥」、「結露セーブ」だ。ここからは、これらの機能を順番にチェックしていくことにしよう。

 まずは、「標準空清」と「強脱臭」。この2つは空気清浄機として王道の機能で、本体内のフィルターを使って集塵・脱臭する。

 フィルターは本体の前面パネルを取り外したところにあり、大きなホコリをキャッチする「プレフィルター」、花粉やハウスダストなどの細かなホコリを取り去る「アレルオフBIG HEPAフィルター」、食べ物やペットなど部屋のニオイを取り去る「ナノテクBIG脱臭フィルター」の3つのフィルターが配置されている。これらのフィルターは35×41cm(横×縦)とかなり大きいが、適応床面積は前項で紹介したように33畳とかなりの余裕がある。プレフィルターは水洗い可能で、アレルオフBIG HEPAフィルターは約8年、ナノテクBIG 脱臭フィルターは約10年と長寿命な点も嬉しい。


正面パネルを外すと、樹脂製のプレフィルターが現れる。このプレフィルターで大きなホコリをキャッチする。プレフィルターは水洗いが可能だ プレフィルターを外すと、「アレルオフBIG HEPAフィルター」が現れる。寿命は8年 アレルオフBIG HEPAフィルターの奥にある「ナノテクBIG消臭フィルター」。寿命は10年と非常に長い

 実際に使ってみたが、まず最初に、脱臭機能が優れているということに驚いた。筆者宅は約18畳のワンルームのような構造になっているが、料理をしたり、部屋の中でスプレーを使ったりすると、本体に用意されているニオイセンサーが反応し、すぐに風量が増す。そして、3~5分ほどでニオイがほとんど気にならなくなるのだ。クリエア7導入前に使っていた空気清浄機にはニオイセンサーはなく、ニオイの除去能力もそれほど優れていなかった。クリエア7の脱臭能力の高さには脱帽だ。

 空気清浄能力に関しても問題はなさそうだ。天日干しをした洗濯物を、部屋の中でわざとバタバタさせてホコリを舞わせてみたところ、すぐにセンサーが反応して風量がパワーアップした。筆者は花粉症ではないが、花粉の存在もしっかりチェックし、すぐにキャッチしてくれることだろう。


フィルター上部には、ニオイに反応する「ニオイセンサー」がある ホコリに反応する「ホコリセンサー」。フィルター下部に配置されている

 製品情報ページやパンフレットでもあまりアピールはされていないが、内部にはカビやウイルスを不活性化する「アレルオフイオン発生器」というイオン発生機能が内蔵されている。このアレルオフイオン(OHラジカル)の効果も実感は難しいものの、第三者機関による検証でも効果は確認されており(日立のHP)、当然効果が発揮されているものと考えていいだろう。

 ちなみに、この「標準空清」と「強脱臭」という2つのモードだが、違いは風量のみ。強脱臭はファンをフルパワーで回転させることで、素早く部屋のニオイを脱臭するためのモードとなる。標準空清モードにもニオイセンサーがあるため脱臭能力が発揮されるものの、すぐにでもニオイを取り去りたい場合には、強脱臭モードがベストだろう。また、センサーがホコリやニオイをキャッチすると、汚れ具合に応じて本体上部の「クリーンモニター」の色が「青」→「紫」→「赤」(赤が最もよごれ度合いが高い)に変化する。


センサーがホコリやニオイをキャッチすると、汚れ度合いに応じてクリーンモニターの色が「青」→「紫」→「赤」と変化する(赤が最も汚れているサイン) 【動画】空気のニオイや汚れを感知すると、クリーンモニターの色が赤に変化し、運転も自動的に強くなっていく(動画は別ウインドウで開きます。以降同じ) 【動画】空気がキレイになり、モニターの色が紫から青に変わる瞬間

湿度は50%と60%の2段階から選択

加湿フィルターは、本体側面の水タンク上部に取り付けられている。1時間あたりの加湿能力は約610ml
 加湿機能は、最近の空気清浄機で広く取り入れられることの多い機能で、実際に製品も増えている。部屋を加湿することによって、肌やのどのうるおいを保ったり、ウイルスの活動を弱める、静電気の発生を抑えるといった様々な効果があり、特に乾燥する冬場は非常に重宝する機能だ。加湿機能の能力は、1時間あたり約610mlとなっている。

 水タンクから加湿フィルターへの水の供給は、ポンプで組み上げている。水タンクのフタには、水分を吸引するアダプタが取り付けられており、そこから必要に応じて水が吸い上げられる。また、この吸引アダプタには「Ag除菌ユニット」が取り付けられており、衛生面はしっかりと配慮されている。


加湿フィルターはトレーに取り付けられており、水タンクからポンプで組み上げられた水がトレーにたまり、水分が供給される 水タンクのフタには水吸引用のアダプタが取り付けられ、本体内部のポンプで水を吸い上げる

 加湿モードは、湿度50%をキープする「加湿」モードと、湿度60%をキープする「肌保湿」モードの2つが用意されている。違いはキープする湿度のみで、どちらか一方を選んで使い分けることになる。

 実際にこの2モードを使い分けてみたが、確かに肌保湿モードのほうが湿度が高くなることが実感できた。筆者の個人的な感想では、肌保湿モードではやや湿度が高すぎるという印象で、基本的には加湿モードのほうが快適だった。このあたりは、使う人によって違ってくるため、一概にどちらがいいか決めるのは難しい。それでも、湿度を選択できることで、使う人の好みに合わせられる点は嬉しい配慮と言える。直接数字でキープする湿度を選択できても良かったかもしれないが、湿度50%または60%が、冬場にキープしたい湿度の平均的な目安でもあり、実際にはこの2モードがあれば十分だろう。

 もちろん、加湿・肌保湿モードでも、ニオイセンサーやホコリセンサーはしっかり働くので、空清機能や脱臭機能がおろそかになることはない。また、先ほど紹介したように、ポンプで加湿フィルターへ水を供給するという構造のため、ニオイセンサーやホコリセンサーで風量が増えた場合でも、必要以上に加湿することはない。


本体正面には湿度モニターが用意されており、現在の湿度の目安がわかる 水タンクは、本体底部に取り付けられるため、高さが低く、横に大きな形状となっている 水タンク内部には、加湿・除湿双方に対応できるよう、加湿時の水の減少と除湿時の水の上昇を検出する2つのフロート(浮き)が用意されている

加湿と除湿を合わせ、結露の発生をセーブ

 次に除湿機能だが、はじめに言ってしまうと、加湿機能に比べるとあまり注目される機能ではない。除湿機能が活躍する季節は主にじめじめとした梅雨時で、洗濯物を部屋干しするときなどで使用する。

 ではなぜ、クリエア7では加湿機能に加え除湿機能を取り入れているのか。それは、加湿機能と除湿機能の双方を組み合わせると、それぞれを単体で利用した場合にはできない、魅力的な機能が実現されるからだ。

 クリエア7の除湿運転には、梅雨時などのじめじめ感を取り去る「除湿」モードと、洗濯物を乾燥させる場合に利用する「衣類乾燥」モードの、王道とも言える2つのモードが用意される。これに加えて、部屋の結露を防ぐ「結露セーブ」というモードが用意されているが、この結露セーブモードこそ、加湿機能と除湿機能の双方が取り入れられることで初めて実現でき、クリエア7の最大の特徴となる機能である。

 冬場に加湿する場合には、同時に暖房も行なっていることが多い。そして、夜寝るときに暖房を切ると、部屋の温度が徐々に下がることによって、最終的には窓ガラスや壁などに結露が発生してしまうことになる。窓ガラスの結露は拭けばいいが、壁に結露が発生すると、壁紙が剥がれたり、最悪カビが発生するなどの問題が発生してしまう。

 そこで登場するのが「結露セーブ」モードだ。


結露セーブモードを利用すると、それまで常に結露していた小窓も全く結露しなかった
 結露セーブモードでは、湿度の低い間は加湿運転を行ない、就寝などで暖房を切ることによる、室温低下に伴う湿度の上昇を検知して、一定の湿度を上回ると自動的に加湿機能をストップさせ、除湿機能に切り替わる。これによって、結露が防げるというわけだ。

 実際に、就寝時に結露セーブモードにセットして試してみたが、確かに窓などに結露が発生しなかった。それまでは、加湿器をセットして寝ていたが、朝起きると窓が結露でびっしょりと濡れ、結露を拭き取るのに手間がかかっていたのだが、それが無くなって非常に楽になった。冬は、就寝時も加湿したいが、結露が不安で加湿しないという人も少なくないはず。クリエア7があれば、その心配は不要と言っていいだろう。

 除湿機能のうち、もう1つの「衣類乾燥」モードも試してみた。このモードでは、本体上部のルーバーが動いて、部屋干しで近くに置いている洗濯物にまんべんなく乾燥した空気を当てるように配慮されている。また、デシカント方式を採用しているので、気温の低い冬場でもかなりの除湿パワーが発揮される(除湿機にはデシカント方式のほか「コンプレッサー式」という方式があるが、気温が低い冬場には不向きとされる)。


【動画】衣類乾燥モードでは、風速が最強の「ターボ」になり、ルーバーが動く
 実際に、普段より多めの洗濯物を部屋干しして試してみた。衣類乾燥モードを使って部屋干しし、5時間ほど外出。帰宅後に洗濯物の状態を見たところ、ジーンズなど厚手の洗濯物はまだ湿っている部分もあったが、それ以外の洗濯物はほとんどが乾いていた。しかも、脱臭機能やアレルオフイオンなども働いているためか、部屋干しした時に特有のいやなニオイも全く感じられなかった。

 洗濯機に乾燥機能が付いているとしても、シワが付いてしまったり、衣類の素材によっては使えないものある。洗濯乾燥機を持っていても、洗濯物を部屋干しする機会は意外にあるのだ。そう考えると、先に紹介した結露セーブモードも含め、クリエア7の除湿機能は、想像以上に活躍してくれることは間違いないだろう。

 ちなみに、先ほども紹介したように、加湿用と除湿用の水タンクは1つのタンクを共用している。そのため、除湿機能で水を貯めたあとは「水交換」ランプが点灯し、タンクの水を捨て、「リセット」ボタンを押さない限り、加湿モードに切り替えても加湿機能が動作しないように配慮されている。除湿機能利用後は、タンクの水を捨てる必要があり少々面倒だが、これは衛生面などを考えると当然の措置であり、逆にこの配慮によって安心して利用できると言える。


洗濯乾燥モードを利用する場合には、クリエア7のすぐそばに洗濯物を干せば高い効果が得られる 水タンクのフタには穴が開いており、除湿機能で取った水はここからタンクに落ちて溜まる 除湿機能利用後は、「水交換」ランプが点灯し、タンクの水を捨て「リセット」ボタンを押さない限り加湿されない

意外に便利な“扇風機/サーキュレーター”機能

 クリエア7には、強力なファンのパワーを活用した、ちょっと変わったモードが用意されている。

 操作部の左にある「べんり」ボタンを押すと、「スポット清風」、「室内循環」、「セルフ乾燥」という3つのモードに切り替わる。

 このうち、「スポット清風」は、風呂上がりなどに涼みたいときに利用するモードで、「室内循環」は冷房/暖房中に室内の空気を攪拌して温度ムラを低減させるモードだ。どちらもサーキュレーターや扇風機に近いモードと考えていい。

 実はこれらの機能に関しては「わざわざ空気清浄機に用意するべきものではない」という固定概念もあって、最初は異質なものに感じてしまった。しかし使ってみると、ちょっと涼んだり部屋の空気を攪拌したりできるため、思った以上に便利だった。

 最後の「セルフ乾燥モード」は、本体内部で空気を循環させて内部を乾燥させるモードで、加湿や除湿機能を利用した後に本体のメンテナンスするためのものだ。

 機能とは直接関係ないが、リモコンの「減光」ボタンを利用すれば、インジケータの明るさを低減できる。睡眠時などは光が気になるが、減光すればその点も問題ない。


操作パネル左端に用意されている「べんり」ボタンで、「スポット清風」、「室内循環」、「セルフ乾燥」の3モードが利用できる ボタンやクリーンモニターのランプは結構明るく、就寝時には気になるが…… リモコンの「減光」ボタンを押せば、ボタンやクリーンモニターの明るさはコントロールできる

空気清浄機ではなく“空調機器”。「静」モードで固定できれば文句なし

 クリエア7は、空気清浄機に加湿と除湿を組み合わせることで、それぞれを単体で利用するには不可能な機能を実現している。空気清浄機の範疇を超えた“空調機器”と呼んでも言い過ぎではない製品だ。一度使ってしまえば、他の空気清浄機では物足りなく感じてしまうだろう。

 利用していて1点だけ気になる部分があった。それは、動作音が比較的大きいということだ。


【動画】風量を「静」から「ターボ」まで切り替えているところ
 クリエア7では、「静」「中」「強」「ターボ」の4段階の風量が用意されている。「静」は、就寝時でもあまり気にならない程度の音だが、「中」になるとかなりうるさく、「強」や「ターボ」ではテレビの音も妨げるほどの騒音が発生してしまう。ホコリやニオイを少しでも感知すると、すぐに風量が「中」以上の風量になり、うるさく感じてしまう。風量を切り替える機能も用意されているものの、標準空清以外のモードでは中以上にしか風量をセットできないのだ。衣類乾燥モードなどでは、風量の多さが必要なので特に問題はないものの、就寝時に加湿モードを利用する場合には、ファンの音が気になることも十分ある。十分な加湿能力を確保するための措置だとは思うが、できれば加湿モードや肌保湿モードで風量を強制的に「静」にできると良かったように思う。

 とはいえ、除湿機能のない加湿空気清浄機では真似のできない、結露セーブモードが搭載されている点は、実際に使ってみて非常にありがたいものだった。もちろん、優れた集塵・脱臭機能など、その他の基本性能も申し分ない。

 メーカー希望小売価格は105,000円で、実売価格も登場当初こそかなり高かったものの、現在では5万円台で販売される例も増えており、かなり購入しやすくなってきている。湿度も含めた部屋の環境をトータルでコントロールする空気清浄機として、大いにオススメしたい。





URL
  日立アプライアンス
  http://www.hitachi-ap.co.jp/
  製品情報
  http://kadenfan.hitachi.co.jp/airclean/lineup/ep-cv1000/index.html
  空気清浄機/加湿器/除湿器 関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/air.htm

関連記事
日立、加湿/除湿両対応の高級空気清浄機「クリエア7」(2008/08/05)



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2009/03/25 00:00

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