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東芝、停電時にエアコンや冷蔵庫が使える蓄電システム「エネグーン」に7.4kWhタイプ

家庭用蓄電システム「エネグーン」

 東芝ライテックは、家庭用蓄電システム「eneGoon(エネグーン) スタンダードタイプ ENG-B7430A4-N1」を5月に発売する。価格は297万円(税抜)。

 大容量リチウムイオン電池を搭載した蓄電システム。分電盤に接続することで、蓄電池を充電しながら家庭内の電気製品を使用できる。停電時には、エアコンや照明などを長時間使えるという。

 新モデルでは、従来モデルと同等のサイズを維持しながら、容量をアップ。2014年に発売した6.6kWhタイプ(ENG-B6630A2-N)から、容量が7.4kWhに拡大した。停電自立運転時間は、12時間から14時間に伸びている(440W電力使用時)。

 静音性にもこだわり、運転音は35dB以下を実現。図書館並みの静かさとしている。

蓄電システムの仕組み

 電源には、同社独自のリチウムイオン二次電池「SCiB(Super Charge ion Battery)」を搭載している。充電時間は、通常充電が約5時間、急速充電が約3時間。

 本体サイズは、780×300×1,025mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約142kg。使用温度範囲は-20℃~40℃。

 このほか、「エネグーン スタンダードタイプ」専用の分電盤や、コントローラーなども発売される。価格は順に69,800円、39,800円(税抜)。

西村 夢音