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「困った甘えん坊ですね」黒執事セバスチャンと会話できるロボット掃除機
声優・小野大輔さん吹き込みによる音声機能を搭載
(2015/4/27 17:15)
シャープは、自動掃除機能を搭載したロボット家電「COCOROBO」のプレミアムバーションとして、「プレミアムなCOCOROBO <黒執事Ver.>」を発売する。オンラインサイト限定で販売し、4月27~5月31日まで予約を受け付け、6月末日より出荷する。価格は15万円(税別、送料別)。
アニメ制作会社「アニプレックス」とコラボレーションしたロボット家電。人気アニメ作品「黒執事 Book of Murder」の執事キャラクター“セバスチャン”をモチーフにしたモデルで、声優・小野大輔さん吹き込みによる音声会話機能を備える。オンラインサイト「aniplex+」のみで購入可能。
ボディには、セバスチャンの描き下ろしイラストを施しており、「黒執事」の世界観にマッチするデザインに仕上げている
小野大輔さんオリジナルボイスでセバスチャンと会話が楽しめる
自動掃除機能に加え、人工知能「ココロエンジン」を搭載している。言葉を発したり、音声を認識してコミュニケーションをとることもできる。<黒執事Ver.>では、作品内の名セリフなどが採用されており、「きれいにして」と声を掛けると、「イエス、マイロード!」と反応し掃除を始める。
ほかにも、「掃除うまいね」と話し掛けると「ファントムハイヴ家の執事たる者、この程度の事が出来なくてどうします?」と反応してくれる。恋人同士のような会話もでき、「遊ぼう」と言うと「やれやれ、困った甘えん坊ですね」、「デートしよう」には「嫌です(微笑み)」などといった言葉が返ってくる。掃除中も、障害物にぶつかると「ちょっと痛いです」と、言葉を発する。
クラウドサービスと連携し、その日のニュースや天気予報も教えてくれる。めざまし機能も備えており、指定した時刻になると「おはようございます。お目覚めの時間ですよ。アーリーモーニングティーは如何でしょうか?」と起こしてくれる。
機能面は、「RX-V200」に準ずる。サイドブラシでゴミをかき集めて、回転ブラシがかき込む「強力吸じんシステム」を採用。本体直径は約30cmとコンパクトで、日本の家庭に合うサイズとしている。一般的なダイニングチェアの下に入り、小回りが利くという。
本体サイズは、304×99mm(直径×高さ)で、重量は約2.7kg。リチウムイオン電池を搭載し、充電時間は約4時間。最大連続運転時間は約100分。リモコン、充電台、クリーニングブラシ、交換用サイドブラシ、バンパークッションが付属する。